令和5年5月27日(土曜日)
日田では、統一地方選挙の年の7月に市長選挙が行われます。
なしか?
戦後、昭和22年に地方自治法が制定され、第1回統一地方選挙が実施された時、当然にして、大分県知事選挙、大分県議会議員選挙、日田市長選挙、日田市議会議員選挙が行われています。第2回の昭和26年も同様です。
日田市の第3代市長は、広瀬前知事の御尊父・広瀬正雄先生です。昭和27年9月、衆議院議員選挙立候補(当選)のため辞職したことに伴い、その後の日田市長選挙は10月に行われていました。
それから27年が経った昭和54年、広瀬代議士が10期務めて引退する際、後継者に指名したのが、第5代市長の畑英次郎先生です。6月定例会の閉会日に辞職し、選挙が行われたのが8月5日。日田市長選挙が、夏に、しかも統一地方選挙の年に行われるのは、ここが原点です。
今日は、7月2日告示、9日投票という日程で行われる市長選挙に立候補を予定している3候補予定者の事務所開きが行われました。4期目を目指す現職に対し、前回惜敗した方が再度挑戦し、新たに、行政と議員の経験を有する新人が挑む三つ巴の戦いといわれています。
昭和15年12月の市制施行以来、現市長は9代目です。このうち4期務めたのは、わずか2人。いずれも退任後は、名誉市民に推挙されており、偉大な市政担当者といえる大きな実績を残した名市長です。現職は3期12年間の市政運営の実績が多角的、多面的に問われると思いますし、新人はなぜ立候補という大きな決断に至ったのかを広く市民に伝える必要があります。各立候補予定者の想いや考えを、「見て・聞いて・感じて」、一票を投じる選挙としたいものです。
午後は、三男・良三朗のサッカーの応援に駆け付けました。本当に久しぶりでした。