大分県議会議員・なかの哲朗です(^_^)

大分県議会議員の中野哲朗です。
誠心誠意、全身全霊をかけてがんばります👊

憲法記念日に憲法のお勉強📝✒️

2018-05-03 20:57:56 | 日記
『第10回憲法講演会』(主催:美しい日本の憲法をつくる大分県民の会、後援:自民党大分県連)に出席するため、大分に行きました🚙

私は、大学生の頃、地方自治の勉強をしたかったのに、希望叶わず、憲法講座のゼミに所属していました。護憲派の教授を相手に、卒論のタイトルは『今、日本国憲法を問い直す~私の憲法改正論~』。憲法改正を真正面から主張し、相当嫌われていました\(^_^)/ 特に、9条については「憲法に自衛権及び自衛隊に関する規定を明記することにより、不毛な議論に終止符を打ち、なし崩しの憲法解釈を防ぐべきだと考える」と書きました。今から、20年前。

さて、今日の講演会は、こそ~っと、しれ~っと片隅で拝聴するつもりでしたが、むねにリボンを着けて最前列😖 御手洗県議(佐伯市選出)、古手川県議(津久見市選出)、吉冨県議(別府市選出)、衛藤県議(大分市選出)、津久見の井戸川市議、大分の穴見市議とともに、来賓として紹介していただきました。恐縮です。

1部・桜井よしこさんのDVDメッセージ、2部・岩屋毅代議士と礒崎陽輔参議の講演、3部・県選出国会議員による「東アジアの安全保障と日本の防衛を考える」討論会。

岩屋代議士から、日本を取り巻く安全保障環境は戦後最も厳しい状況にあり、自民党の安全保障調査会長として、日本を守るための法整備に力を尽くされたお話がありました。また、憲法改正で大事なのは、「国民投票により主権者である国民に憲法を選び取ってもらうこと」「実現可能な改正案を提起すること」「過半数の国民の賛同を得るためには丁寧な説得が必要なこと」とのお話もありました。

また、礒崎参議からは、自民党の憲法改正素案(条文イメージたたき台素案)についての解説がありました。詳しくは、ホームページで!とのお話が何回かありましたので、リンクを貼り付けておきます📎
【いそざき陽輔ホームページ】
http://isozaki-office.jp/smartphone/#jiyuminshutoukenpokaiseisoannokaisetsu

また、多久善郎さんからは、自衛隊を憲法に明記することの意義が力説されました。

討論会は、多久さんのコーディネートにより、岩屋代議士、礒崎参議に衛藤晟一参議が加わり、尖閣諸島、南シナ海、北朝鮮情勢を討議しました。自民党の安全保障政策の第一人者と首相官邸のど真ん中にいる(いた)総理補佐官の重厚なお話が、本当に勉強になりました。

田舎の地方議員といえども、日本国を意識した研鑽が必要だと思い、こうした会にもできるだけ参加しています。日田市議会3月定例会では、「慎重な憲法論議を求める意見書提出に関する請願」が出されましたが、70年以上も前の憲法制定当初は予測すらできなかった事態(四六時中、領土・領海・領空が脅かされたり、ミサイルの現実的な脅威)が発生しており、論議はもちろん、改正も必要との立場から反対しました。

日田市の発展や、まちづくり、議会運営については、党派会派問わず、協力できるところは協力すべきであり、それができていると思います。一方、憲法や安全保障については、譲れないものは譲れません。それでいいのだと思っています。