委員会審査３日目。

日田市議会12月定例会。
委員会審査３日目。

総務環境委員会は、付託された議案の審査を昨日までに終わっていましたが、教育福祉委員会が補正予算のうち歳出の一部の減額修正を決めたため、歳入についての審査が必要となり、急遽招集されました。

教育福祉委員会が減額とした理由を議会事務局の担当書記から説明を受けました。
「地元住民への説明が不十分ではないか」
「地元説明会が閉会後の20日以降だ」
「９割補助の基準がないのではないか」
「補助率が大きすぎるのではないか」
「水害対策が先ではないか」

質疑では、私が真っ先に「９割補助の根拠などがはっきりしていないことはわかっていたはずなのに、なぜ財政課が補正予算にあげたのか？ 理由を聞いてみたい」と発言しました。「今日じゃなくてもいいだろう」という声もあったのですが、審査できるのは今日だけ。結局、財政課に説明を求めました。

「担当である文化財保護課からどのような予算要求の説明を受けたのか。財政課が了として予算計上した理由は」
「補助率90％の補助金は、規則なり要綱を持った上で判断したのか」
「地元への説明が議会閉会までに間に合わず、理解を得るとは言えない中で、12月補正で4,100万円の予算を計上することについて、財政課の中では議論がなかったのか」

歳入は、歳出予算の財源内訳くらいにしか考えていないのか、きちっとした説明をいただけたとは思っていません。

収納庫の建設費用が来年度の当初予算で上がってくることが予想できますので、総事業費は１億円を超える見込み。今議会では、予算のうち地元に対しての建設設計費用補助金の減額修正の方向ですが、次の３月議会でも議論が続きそうです。いや、続けます。こういう場合は、個人的なつながりや視点ではなく、議員として公金を投入する事業の是非を判断いたします。そのための精査をしっかりとしてまいります。

委員会終了後、港町の建設予定地を見に行きました。