BLOG ㈱中元建築設計事務所

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急行「能登」の思い出

2010年03月16日 | Weblog
先日は寝台特急「北陸」、急行「能登」のラストランで金沢駅が
賑わっていたようです。

私は、昭和50年から10年間東京に住んでいました。
帰省する時は、いつも急行「能登」か、急行「越前」を利用していたので、
懐かしく思いながらテレビのニュースを見ていました。

当時は、周遊券という切符が有り(今でも有るのか知りませんが…)
急行の自由席なら急行料金が要らなく、確か、往復の乗車料金よりも
安かった記憶があります。(記憶違いでなければ)
それで、若い頃は高価な寝台特急「北陸」には乗車した事が有りませんでした。

昨年のある日、たまたま、朝には東京に到着したい用事があり、
ちょっと贅沢に、初めて寝台特急「北陸」に乗りました。
それが、最初で最後になったわけです。

また、私が利用していた頃の急行「能登」や「越前」の座席は、
今のようなリクライニングでは無く、4人が向い合う硬い座席で、
寝るのに苦労した思い出があります。

ある時は、お酒を飲んで酔えば眠れるだろうと思い、飲み過ぎたのか、
列車の揺れのせいか、酔いで気分が悪くなり、逆に中々眠れなかった
事がありました。

次に考えたのが、寝不足で列車に乗ることです。
これは、ほぼ成功です。
しかし、やはり硬い座席で、座った姿勢で長時間寝るのは辛かったです。

ある時、上野から金沢に帰るとき、向かいの座席に綺麗な女性2人
(中学生か高校生位の娘とその母親)が座り、母親は気を遣ってか、
富山の泊で降りるまで、ズーと話しかけてくれました。
この時ばかりは、寝不足で乗るんじゃなかったと、後悔しました。

思い起こせば、急行「能登」や「越前」での思い出は、まだまだ沢山有ります。
やはり、年のせいでしょか…。



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