BLOG ㈱中元建築設計事務所

建築設計・監理、構造設計、耐震診断、補償コンサルタントの仕事をしております。

S老人福祉施設 新築工事①

2021年12月22日 | S老人福祉施設新築工事
今年も残すところ10日をきりましたね。週末は寒くなりそうです。
風邪などひかないようお気を付けください。

弊社が設計監理する老人ホームの工事が今月から始まりました。
12月上旬に行われた地鎮祭の様子です。

地鎮祭は簡単にいうと、土地を守る神様に使用する許しを請い、工事の安全を祈願する儀式です。



青白幕は神聖な場所を示し、祭壇の周りにだけ使用するそうです。





心配された天気も荒れることなく、お施主様、施工業者様と無事に地鎮祭を行うことが出来ました。
建物の完成まで、しっかりと監理を行っていきます。


写真は12月中旬から始まった地盤改良の様子です。


今後も工事の進捗状況をご紹介していきたいと思います。

石川県で少し落ち着いていたコロナ感染のニュースをまた耳にするようになってきました。
気を抜かずマスク、手洗いなどの基本的な感染対策を行っていきましょう。

ビル改修工事(3)

2021年12月20日 | Tビル改修工事
冬の寒気が身にしみる頃となりました。

弊社が設計監理するビルの改修工事の進捗状況です。


外壁はサイディングが張り終わり、アルミサッシが取付られました。


ダムウエーターを撤去しデッキコンクリートで塞ぎました。


防火上主要な間仕切が施工され、内装工事が着々と進んでいます。

内装解体時は広々とした空間でしたが、間仕切が施工されると随分と印象が変わります。
次回は仕上も施工され、部屋らしい雰囲気をお見せできると思います。

大手町洋館 見学

2021年12月09日 | 建築関係
冬らしい天気が続いていた中で、今日は久しぶりに気温も高く快晴の一日となっています。

本日は石川県中小企業家同友会のグループ会があり、会員企業の株式会社長坂組様が改修工事を担当された大手町洋館の見学会に参加しました。
長坂慎太郎社長に直接建物の内部を案内いただきました。

大手町洋館は昭和初期に医師の自宅として建てられた木造3階建ての洋館で、今回の改修工事では外装のみの工事の為、内部はほとんどが当時のままの貴重な状態となっています。

建物に入ってすぐの応接室の様子です。

一つ一つがこだわりぬかれたとても趣のある空間です。
天井や床の仕上は一部が剥がれ落ちていますが、下地の様子が見れて設計事務所としてはとても勉強になります。

玄関横にあるステンドグラス。

騎士の盾には「1930」という数字が。こちらの建物が建てられた年代だそうです。


こちらは各部屋についている呼び鈴。                     呼び鈴を押すと、女中さんの待機する部屋にあるこの箱につながっており、呼出しするシステムだそうです。よく見ると部屋名が書いてあります。
  
当時の生活の様子が伺えます。

こちらは2階の和室の様子。

和室ではあるものの、壁は当時では珍しいであろうクロス貼りで、縁部分も丁寧にしあげてあります。
個人的にはこの部屋がかなり興味深いものでした。

今回改修された外観の様子です。
外壁は当時の色味になるべく近づけたそうです。

とても綺麗に仕上がっています。



先日の一般見学会では2日でなんと約1,000人の方が訪れたそうです。山野市長や山出前市長の姿もあったとのこと。
会社から近く、よく通る場所なので「古い洋館があるな」という認識で気になってはいましたが、今回内部を見ることができとても貴重な体験となりました。
同友会の皆さま、長坂社長ありがとうございました。

石川県中小企業家同友会:http://ishikawa.doyu.jp/
㈱長坂組:http://www.nagasakagumi.co.jp/

清掃活動・建物見学

2021年12月01日 | 社内の出来事
12月になりました。
今年もあと一月。一年があっという間に過ぎていく気がします。

先日も紹介しましたが、中元設計は通常土日休みですが、祝日のある週の土曜日は出勤日となります。
土曜日には通常業務の他に各種企画した行事や勉強会、奉仕活動等を行います。

先週の土曜日は午前中に近所の公園の清掃活動、午後に建物見学を行いました。

午前中は荒天が予想されましたが、運よく雨にも当たらずに清掃活動を実施することができました。
ただこの時期ですので落葉が大量にあります。

清掃前
 

清掃中
 
前日の雨のせいで、落葉が地面に張り付いて集めるのがなかなか大変です。
 
清掃後
 


最終的に落葉や雑草がこれだけの量になりました。

綺麗になると気持ちが良いものですね。


午後からは建物見学ということで、先ずは金沢港クルーズターミナルへ向かいました。


日本海の白波の形をイメージしたという曲線の屋根と、海側が全面ガラス張りになっているのが印象的です。

1階のCIQエリア

本来は乗船客の出入国手続きが行われる場所ですが、これだけ広いスペースだとイベントなどにも利用できそうです。
この日はヴァイオリンとピアノのイベントが行われていました。

待合エリア

九谷焼などの石川県の伝統工芸品が見られるようになっていました。

2階の展望デッキ
 


クルーズ船が停泊していたら迫力のある光景が見れそうです。

夜にはライトアップもあるそうです。
広いスペースや操船シミュレータなどもあり、子どもから大人まで楽しめる施設になっていました。


続いてクルーズターミナルの近くにあるからくり記念館へも向いました。
北前船をイメージしたという内井昭蔵氏設計の建物で斜めになった木の柱が印象的です。




展示物も手に取って体験できるパズル形式のものがあり、社員全員時間を忘れて夢中になってしまいました。

今回は「船」という共通点を持つ新旧2つの建築物を見学することができ、新たな気づきも多く非常に勉強になりました。

清掃活動、建物見学という今回の活動を通し、社員それぞれの日々の業務に何かプラスになってくれればと思います。

今後も土曜日の活動の様子など載せていきたいと思います。