中国製冷凍餃子の農薬が問題となっている。野菜生産時の残留農薬か、はたまた餃子製造後の故意の注入か。疑惑は深まるばかりだ。
残留農薬は中国に限ったことではない。国内産であっても問題は発生し、近隣市町村ではシュンギクやヤマトイモが出荷停止となったことがある。私の住んでいる館林市農協では、全量検査とはいかないが、抜き打ち検査を行っている。市場に出荷された後、基準値オーバーや無認可農薬の使用が判明すると農協全体が出荷停止となってしまう。事前検査はそのための自衛策といえる。我が家も農協に出荷しているので残留農薬の検査料を払っている。その他にも、農家には農薬の散布状況を記録することが義務付けられている。
ところで中国はどうだろう。管理が十分とは考えにくい。食の安全性の確保は本当に難しい。
日本の自給率の低さが最終的には問題なのかもしれない。地球温暖化問題でバイオ燃料の需要が高まり農産物が高騰する。中国の残留農薬問題でスーパーから冷凍食品が消える。一方、国内農業政策で麦の作付面積が激減している。今後日本の食はどうなるのだろうか。
「地産地消」などと言うが、農産物にしても、エネルギーにしても、国や自治体、それぞれのレベルで100%の自給を目指したいものだ。当然各家庭でも自給自足に心掛けたい。
ところでメタボリックシンドロームの講演会でブロッコリーはメタボに良いと聞いた。店で売られているブロッコリーは大きいが、我が家では1回目の収穫後の脇芽も食べている。小さくて料理しやすい。
<無農薬の2番摘みブロッコリー>
<無農薬の自家製キャベツ>
<シクラメン>
<三色スミレ>
<小さめのスイセン>