松の樹@川崎

昔むかしのお話です。





太閤・豊臣秀吉が大切に育ていた松の木の盆栽が、枯れてしまったコトがありました。





大切に育ていただけに、秀吉の機嫌は最悪。誰も近づけない程でした。





そんな秀吉に、御伽衆であった曽呂利新左衛門は、




「それはめでたい！」と言って近づいていきました。




そして、新左衛門はさらに激怒する秀吉に対して次の歌を詠みました。
















「御秘蔵の 常盤の松は 枯れにけり おのが齢を 君にゆずりて」

大切にされていた永遠の命を持つ松が枯れてしまいました。自らの命をあなたに譲って。






コレを聞いた秀吉は、機嫌が直るどころか、超上機嫌↑↑↑好きな褒美までやると言い出しました。。。さて、新左衛門は何が欲しいと言ったでしょうか？？






と、こんな松の木話をした以上、本日のお店はこちら






松の樹
川崎で1番の中華料理を食わせるとのコト。大変混んでます。自分は運良く回転にぶつかりササッと入店するコトが出来ました。




が、





席は地下の部屋で唯一の真ん中1人席。他の席に取り囲まれる感じの孤独な席です。。





さてさて、メニューをしげしげ





ハーフとか出来るんだー。ふーん、どーしよーかなー。散々悩み注文します。





待つことしばし。






ハーフ担々麺&ハーフ麻婆丼






担々麺は






細麺で、






胡麻感が強いスープ。辛味&痺れは皆無。しかし、中々美味い★★☆☆☆







一方の麻婆丼は、不思議な皿に盛られてます。






油感が凄い…。どれどれお味は、、、






うん、コクのある麻婆豆腐★★☆☆☆ 豆豉が大量投入されているせいでしょうか、コクを通り抜け微かな甘味さえ感じます。






タピオカ。グレープフルーツ味でした。タピオカの芯が気になりました。タピオカってこーゆーもの？？





でも、まぁ770円ですもん。文句は付けられないでしょ。





あ、忘れてました！冒頭の新左衛門の褒美、何だと思いますか？





答えは、















毎朝、秀吉の耳の匂いを嗅がせてもらうコト





勿論、匂いフェチだった、というオチではありません。





新左衛門は毎朝、朝礼の際に居並ぶ大名の前で、秀吉の耳の匂いを嗅ぎました。




すると、大名たちには、新左衛門が秀吉に告げ口をしているように見え、




それから大名たちは、新左衛門のご機嫌を取る為に金品を挙って送ったそうで、秀吉は後からこの話を聞いて笑ったそうな。




なんか、このエピソード好きなんです（笑）





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