三谷幸喜作のミュージカル・映画「ラヂオの時間」。
役者のワガママ、局の手前勝手、放送作家の自己満、ナレーターの価値観の違い等々でオンエア中のラジオドラマがめちゃくちゃになっていくコメディですが、その過程で元々の舞台・熱海が、ニューヨークになり、そして最終的にはシカゴになります。
そのシカゴになった理由。それは、
「マシンガンと言えば、シカゴだ!!!」
という職員の一言(話の筋でマシンガンが出てくるため。勿論、元の台本にはマシンガンなんて登場しない)。
しかし、私がその場にいたらこう言います。
マシンガンと言えば、
聚福楼だ!
マシンガンの如く料理がダダダダダと矢継ぎ早に出てくるお店です。
まぁ、その要因は飲み放題目当てでコースにしちゃったからなんですが。。。
では、当日のマシンガンコースを振り返ってみましょう。
キュウリのニンニク和え
なんと最初のドリンクが来る前にお料理がフライング登場。ニンニク効きまくりで胃が火照ります★★★☆☆
更にはドリンク前に点火。
と、ここでやっと念願のビール様。かんぱ〜い!
乾杯後、ジョッキをテーブルに置くか置かないかのタイミングで羊肉の塊がドカンと放り込まれます。
ただ実際には塊は撮影用で、写真撮影後は奥の調理場で小さく解体して持ってきて下さいます。
豆苗炒め
濃ゆめの味付けですが、酒のアテにはいいですね★★★☆☆
鶏肉のネギ油かけ
矢継ぎ早に撃ち込まれた銃弾の一つ。他の料理に早くも埋もれて食べた記憶がございません。
サンラースープ
コレも食べそびれてしまいました。。。
マーボー豆腐
コレはいただきました。とっても辛いですが、同時にとっても深いコクでかなり好きな仕様★★★★☆
エビチリ
見た目がつまんないので、期待しないで口に放り込みましたら、とんでもない。海老はプリップリで海老の味が濃く、またチリソースも先程のマーボー豆腐同様に辛さとコクを併せ持つ見事なバランス感で素敵です★★★★☆
と、ここで焼き上げておりました羊肉がイイ頃合い
卓上のクミンと唐辛子に付けていただきますれば、
おいしぃ〜★★★★☆
ぎゅうっと羊の旨味の詰まったこちらはずっと食べたかったヤーツ。脂の乗りも良く、噛み当てるとジュワッと甘い肉汁が迸ります。このクミンと唐辛子も羊肉の味をよく引き立てています。
どんどん焼くでぇ〜
五目炒飯
お料理もどんどんお構い無しに出てきます。ペースに付いていけません。
小籠包
って、
マシンガンも程々にしろぅっ!!!
マシンガンも程々にしろぅっ!!!
開始25分で全弾撃ち切る高速連射。コースでももっとゆっくり出していただけないですかねぇ
なんてのは客のワガママ、客の手前勝手、客の自己満、店側と客の価値観の違いなのでしょうか?三谷幸喜さん。。。