手慣れた手付きで蘇生、サルベージを済ましてスワンへ。
今回拳王様がお邪魔したのはスワンの街。
イスラポルトから船で北西に向かったところにある街です。
入るなりものすごい勢いで罵られる拳王様。
話によると、ガルシアと言う男が、
「
ラオウが自分の両親を殺した」と吹聴しているらしいのです。
拳王様に復讐するために自分の体を機械に改造し、
復讐のために彼はマドの街に果たし状を送りました。
どんな手段を用いようとも、彼は拳王様に復讐したいのです。
てか両親殺したのってユダじゃないのか?
このプレイ記では一切触れなかったのですが、
メタルマックス2のオープニングは、
グラップラーが襲ってくるということで、
マドの街の人たちは「用心棒を雇ってグラップラーを撃退しよう」と言うことになります。
そこで雇われたのは、
主人公の育ての親である「不死身の女」マリア、
屈強な体が自慢のソルジャー「鉄の男」アパッチ、
素早さと一撃の威力に長けた「隼」のフェイ、
そしてクルマであるバギーを駆る「暴走バギー」のガルシア。
しかしグラップラー四天王を束ねるテッドブロイラーには歯が立たず、
善戦空しく彼らは皆死んでしまいます。
その時主人公もやられてしまったのですが、
奇跡的に生き残り、傷を癒した主人公は、
復讐のために戦いを始める、と言うのがストーリー。
今まで無茶苦茶な道中を歩んできた拳王様ですが、
実際はかなり重いストーリーなのです。
話を戻しますが、
オープニングでみんな死んでしまったはずなのですが、
ガルシアだけは唯一生き残り、グラップラーに連れ去られてしまいます。
そして、
マイク置き場のデビルアイランドで改造手術を受け、
その時に洗脳でも受けたのか、記憶を改竄されるのです。
こうしてサイボーグとして生まれ変わったガルシアは、
人々に偽りの話を吹聴して、ラオウに汚名を着せているのです。
ちなみにガルシアはラオウの家に果たし状を送っているんですが、
もちろんそんなの見ていやしません。
しかし、ガルシアとは
正規の手段ではタイマン対決。
今の状態ではガルシアと渡り合うのはかなり無理があります。
と言う訳で、デルタ・リオ周辺の海域でレベル上げ開始。
この辺りでは、攻撃を受けると分裂するきゅうけつナマコが出現するので、
拳王様のショットガンで分裂させつつポチソニックで狩っていきます。
数分後、アクアウォーカーになぶられる拳王様。
ハンマーは無傷なのに拳王様は瞬殺。
何度目かわからないサルベージを経て、再びレベル上げ開始。
レベルが上がる前にアクアウォーカーにサクッと。
キリがないのでレベル上げポイント変更。
アクアウォーカーが出てこないビイハブ島周辺で。
ここなら、HPが減ってもビイハブ島に行けば寝て回復できるので安心。
U-シャーク狩りの際には驚異だったB52アホウドリも、
今なら特に問題もなく戦えます。
そう思っていたら危うく死にかける。
たまらずビイハブ島に帰還。泊めてもらいました。
ビイハブ「アイリーン・・・・わしゃさびしいよー・・・・。」
復讐を終えた男の、悲しいつぶやき。
唯一の肉親が、あの状態ではこうも言いたくなるだろうなーと。
その後もビイハブ島を行ったり来たりしつつレベル上げ。
B52アホウドリの経験値が意外とおいしいことに気づくと同時に、
超電導X狩りが果てしなく懐かしく感じる。
途中、ビイハブ島周域をうっかり外れ、外海に突入。
ギョライギョ×2に襲われたりするものの、
にげるを連打して何とか事なきを得ます。
1ターン目の行動が必ず自爆の秒読みなので助かりました。
そんなこんなでレベルは27。HPも1000を突破。
途中何回か死んでますけれども、
ここまで上げたのならガルシアとも何とか渡り合えるだろう。
そう信じて、エナジーカプセル×7と煙幕花火を持ち、船でスワンの街へ。
アクアウォーカーに襲われることもなく無事到着。
長老ゲカンゲンから決闘の許可を得て、
クチバシの所で待ち構えているガルシアの元に一人で向かう拳王様。
ああ、言い忘れてましたが、まんまスワンボートで出来た街ですよ。
↑の超でかいバージョン。
ちなみに、普通にプレイしてる時はここでシザーハンドを装備した
ソルジャーをタイマンに出すんですが、
今回はそのどちらも出来ないので、ハンターで頑張るしかありません。
レベルを上げ、HPを1000以上にしていたのはそのため。
早速戦闘開始。
ガルシアの攻撃はかなり独特で、2回攻撃で命中率は物凄く低いんですが、
物凄く高い確率で痛恨の一発が発生するので、
一撃辺り200のダメージ。運が悪いと1ターンで400持って行かれます。
ガルシアはそんなスペシャルガンを装備、
ならばこちらは
男塾名物大鐘音で対抗です。
でも底力は発揮しません。
1ターン目、煙幕花火を焚く拳王様。
これで攻撃を回避する確率アップ。
後は痛恨の一発を食らわないことを祈るのみ。
HPが500を切ったらデッドラインだ。かなりシビアな戦いです。
そして、そのシビアさに拍車をかけるやばい事態が発生。
ラオウの攻撃!
ガルシアに23ダメージ!
ダメージ少なッ!!
しかもまずいことに、
ニトロビールを買ってくるのを忘れた!
この間にも痛恨の一発を何回も食らう拳王様。
しかし、泣き言を言ってはいられません。
こちらの取れる手段は攻撃と回復のみ。
声が枯れるまでひたすらマイクに向かって叫びます。
ガルシア「ふしぎだ・・みんなのこえがきこえる・・!」
ガルシアのHPが152かいふくした!
いや、相手が回復ドリンク使っただけなんですけどね。
こっちの攻撃の4~5発分を一発で回復ってのが素晴らしい。
こっちもこっちで攻撃2発分ぐらいのダメージを
エナジーカプセルで回復してる訳ですけれども。
しかし持てる数に制限がある。
ポチボンベ持ってくるんだった。
そんな危ない戦闘を嗜んでいたら、
ついにエナジーカプセル在庫切れ。
これはいよいよ死んだかと思いましたが、
どうやらガルシアの方もギリギリだったようで、
思いっきり叫んだら撃破できました。
今までにない死闘だった。
ガルシアを倒したことで、街の人の誤解も解け、
手のひらを返したように拳王様を褒め称えてくれました。
この辺りがMM2らしい。「
強者は正義」という世界。
そして、地下の木箱から「
ロックハッカー」を入手。
これがあれば、ほぼ全ての鍵付きドアを開けることが出来ます。
某竜退治RPGの「
最後の鍵」みたいなものです。
でも、あっちほど万能な鍵という訳ではなく、
たとえばIDカードで開ける類の電子錠は解除できません。
牢屋の鍵とかは開けられますけど、
そもそも鍵付きの牢屋の絶対数が少ないので、あんまり意味がありません。
ついでに言うと、鍵を手に入れたことに調子に乗って世界を回り、
海底洞窟のキラーマジンガに瞬殺されることもありません。
と言う訳で、ガルシア撃破。
次はプロテイン・パレスの攻略にするか、
ダーク・カナルの突破を目指すか、迷うところ。