最近、DSでメタルマックスの新作「
メタルサーガ~鋼の季節」が発売されましたね。薙はDS持ってないので未プレイなのですが、
METAL MAniaXの掲示板や大辞典の話を見る限りでは、かなり粗が多そうです。
やはり、「全ての操作をタッチペンで行う」と言うシステムが大不評で、一般のプレイヤーは口を揃えて「操作しづらい」と。他にも、途中で地形に引っかかって動けなくなったり、戦車改造をしまくるとフリーズを起こしたりと、プレイする上で致命的なバグも多数報告されているようで、完成度は決して高いとは言えないのかも知れません。たとえ面白いソフトであっても、ここまで粗が多いと購買意欲を削がれますね‥‥‥
前作の「
メタルサーガ~砂塵の鎖」は、
今まで頑なにPS2購入を拒否してきた薙にPS2購入を決意させたと言う罪作りなソフトだったのですが(笑)今作は‥‥‥さすがに納得が行く内容じゃない。後々、バグ取りや操作方法の変更(タッチペンだけじゃなくボタン操作も可能と言った具合に)が行われた修正版が発売されるのであれば、本体と同時購入も検討するのですが。そこん所どーなんですかね?
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サクセスさん。
ところで。
薙は、「砂塵の鎖は戦車カスタマイズが面白くない」と友達に愚痴りながらプレイしているのですが。
前までのシリーズは、「登場時期の割りに強い武器」とか、「一個しか入手できないが強力な武器」とか、「
性能がアレだが惹かれる武器」と言うのが多くて、戦車にどんなパーツを付けさせるのかが楽しかったのですが。砂塵の鎖は後半になればなるほどパーツが強力になると言う、
RPGのお約束そのまんまの武器がほとんどなんですよね‥‥‥なので、最終的には装備するパーツのレパートリーがどうしても少なくなってしまうのです。
一方で、重量バランスに関しては、旧作と比較して非常に良く出来ていると思います。
と、分からん人の為に簡単に解説を。
メタルマックスシリーズは、主人公達は戦車に乗って戦うRPGです。
人間+犬は、敵を倒す事で経験値を貯めてレベルを上げ、強い装備を付ける事によって強くなっていきます。ここら辺は、普通のRPGと同じですね。
で、シリーズの代名詞である戦車。戦車は、人間の装備に当たる「パーツ」を装備し、それを積み替えたり改造する事で強化していく事が出来ます。
パーツは大きく分けて、
・シャシー(いわゆる戦車の本体)
・エンジン(そのまんま)
・Cユニット(戦車の頭脳)
・主砲(大砲)
・副砲(マシンガンとか)
・SE(ミサイルとかの特殊砲)
の六つに分かれていて、それぞれのパーツに重量(単位はt)が設定されています。
戦車に積む事が出来るパーツの重量は
エンジンの積載量によって決まり、これをオーバーすると戦車は自走する事が出来なくなってしまいます。逆に、残りの重量に余裕があるならば、その分の「装甲タイル(SP)」を戦車に貼り付けて戦車を守る事が可能になります。
なので、戦車のカスタマイズでは、パーツの重量とエンジンの積載量、財布の中身と常に相談する事になります。
この戦車パーツに関してなのですが、たまに異常な重量の物が存在します。
例を挙げるなら。
鬼のように威力があるのに
わずか100Kgのバルカン砲だったり、
物凄く強いけど
最大重量27tと言う超怪物主砲があったり。
こう言った重量に特徴のあるものや、グラフィックが秀逸なものの中からのパーツのチョイスを考えるのがまた楽しい。
BGMや独特な台詞回しなどにも人気がありますが、やっぱりこのゲームの魅力は戦車の強化ですね。
解説終わり。
砂塵の鎖の戦車パーツは、全体的に重量が重く、無計画に強いパーツを積みまくったり改造しまくると、最強のエンジンでも簡単に重量オーバーで動けなくなります。特に、後半で入手出来る「パーツを複数個装備できる」戦車の場合は、よくそうなります。
そこで、パーツの改造度を減らしてみたり、パーツを少し弱めのものに取り替えてみたり、戦車の穴(装備を付けるとこ)を塞いで見たりと、あれこれ悩むわけです。ここら辺は、シリーズの中でも特に面白い部分に仕上がってました。
例えば。
最強クラスの主砲を3門装備しているのに、
バルカン砲は最弱クラスのドイツの試作戦車。
Wikiで「マウス」って入れれば、どんな戦車なのかは分かると思います。
ある意味、一番サーガらしい戦車ですが。
あとは。
男子中学生が乗ると
即座に重量オーバーになるSタンク。
残り積載可能重量は40Kg(実話)。装甲タイル4枚しか貼れません(笑)
出来上がった時は、ある意味感動しました。
不満な面も多い砂塵の鎖ですが、ちょっと見方を変えれば良い面もたくさんあると言う事を改めて教えてくれた一本ですね。現在、Best版を購入しなおして再プレイしてます。
結構長くなったなーーー。せっかくだし、レビュー書こうかなー‥‥‥