このシリーズ、パート10まであるので、予定では明日が最終回です。
黄金時代だ!カーニバルだ!ブラジルウッドだ!!
プラシーニャが殺戮して黄金時代を起こして!文明にジーンズを履かせて!
Civ5BNWで登場した新文明の中でも個性派のブラジルを使っています。
他の文明でも、幸福度の余剰分のポイントを貯めて起こすことで
ゴールドや文化に大きなボーナスを得られる黄金時代ですが、
ブラジルは黄金時代がカーニバルだ!となり、観光ポイントに大きなボーナスが加わり、
さらに期間の間は大著述家、大芸術家、大音楽家が誕生しやすくなります。
これら偉人は傑作を作ることで観光ポイントを生み出すことが出来、
作った傑作がカーニバルの効果でより大きな観光を生み出して…
と言った具合に、黄金時代で戦闘能力が上がるペルシャとはまた違った恩恵を受けられます。
さらに、機械のテクノロジーを得ることでジャングルに作ることができるようになる
「ブラジルウッド伐採場」は、交易所よりも大きなゴールドを生み出し、
音響学のテクノロジーを発明すればさらに文化まで生み出します。
ホテルや空港を建設すればブラジルウッド伐採場の文化から観光まで生み出すことも可能。
とどめとして、歩兵の代替ユニットであるプラシーニャは、
敵を撃破すると黄金時代を起こすためのポイントを得られるので、
敵軍を殺戮して無理やりカーニバルを起こして観光を爆上げするなんて鬼畜プレイが可能です。
…と言った具合に、これでもかというくらいに文化勝利に向いた文明になっています。
フランスも文化勝利向きですが、あちらは傑作でのテーマボーナスを重視するのに対し、
こっちはブラジルウッド伐採場と黄金時代に非常に依存した感じ。
一方で弱点もあって、ブラジルウッド伐採場を作れるまでは一切ボーナスがないのと、
序盤は極めて使い勝手の悪いジャングルに囲まれてスタートすることがほとんどという点。
Civ5はスタートダッシュをある程度出来ないとなかなか軌道に乗れないゲームなのですが、
序盤は一切メリットがないどころか立地のおかげで立ち上がりが遅すぎるという、
このゲームではかなり大きなハンデを背負った状態でのスタートになっています。
ジャングルは大学や地形改善があれば優秀な地形になりますが、
その恩恵を受けられるようになるまではかなり遅いですし。
ようやく体制を整えても、その頃には他の文明に引き離されて…なんてことも。
全体的に見ると、かなり慣れた人じゃないと難易度が高い感じがあります。
やっぱりジャングル開始はキッツいよ…モロッコの砂漠スタートが可愛く見えるくらいだ。
それでも高難易度で軽々と文化勝利を収めてるプレイレポートなんかもあるので、
立ち上がりが上手にできるようになれば相当強いんだろうなあとは。
でも、ブラジルに設定された実績は外交勝利。そこは文化勝利で行ってくれよ!