今日の昼めしは近所のバーミヤンに行った。久しぶり(1年ほど?)である。牡蠣の入った中華そばと焼き餃子3ヶのセット、千円。昼下がりで客は単身の老人(僕のような)、老夫婦、フリーター的若者、近くの現場の職人さん風などでまずますの入りであった。店員さんは少なく忙しそう。味はまずまず。この店に初めて行ったのは30年ほど前だったか、開店から日が浅い時で、今よりも少し高級ふうな店づくりだった。そこで「ご来店アンケート」を書いた。暇だったのか、食事がくるのが遅かったのかで、長時間をかけてたくさん(アンケート用紙3枚ほど)書いた。いわく、店のコンセプトと店内レイアウト、および提供食品と価格の組み合わせのアイデアだった。ウチの近所は中級住宅地だが学生の住むアパートもありまた中位の街道も二つ通っているところ。どのような客層を狙おうとしているのか、現状では半端感があるとか書いた。すこし経った時に、店から封筒が来て、5千円のお食事券が入っていた。今だったら一万円もらったくらいの気分だった。アンケートの籤が当たったのではなく、たぶんたくさん書いたお礼の意味があったのではなかったか(と思うことにした)。その後だんだんに低価格路線に移行した感じだったが、あまり行かなくなった。店が嫌いになったのではなく、そういう暇がない生活が続いたからだ。二匹目のドジョウを狙ってアンケートを書きもしなかった。しかし、この話は良いネタとして、レポートはとにかく一所懸命に書け、とか求職希望を書くときは熱を入れて書けとか、学生アジリに利用した。お店ではなく、アフガニスタンにある本当のバーミアンに行きたいなあ、退職したらそんな旅行するのかなあ、なんて思っていたが、今はおいそれとは行けない場所になってしまった。