長生き日記

長生きを強く目指すのでなく良い加減に楽しむ日記

499  でんでんむし

2017-07-10 23:06:18 | 日記
  東京ではそろそろ紫陽花の季節が終わる。子供の頃は紫陽花には必ずいたカタツムリを見かけなくなって久しい。記録をとっていないのだがウチの近所では1980年代初頭から非常に少なくなり、10年ほど前にかなり本気で探したのだがまったく見つからなかった。多摩地方や鎌倉に行く見かけるので広範囲で絶滅したとかいうほどのことではないのだろう。FBの友達がしばしば写真を見せるので、ウチの近所で撮りたいなと思うのだがまだ機会がなくて悔しい。昨夜、沖縄の2歳の孫が歌が唄えるようになったと電話口で、♫でんでんむしむし、かたつむり~、らしきを叫んでいたのでますます気になっている。那覇の保育園で覚えたのだろうか、あちらにはどんなカタツムリがいるのだろうか。東京の近所の保育園でも子どもにこの歌を教えているのなら何となく欺瞞的だな。
  生物の移動に関しては、地域集団の遺伝的組成を乱すとか何とかのうるさい議論があるのを承知なのだが、カタツムリ再放流作戦を密かに描いてはいる。いま書いてしまったから密かではないな。作戦ならば、単に1、2匹持ってくれば良いだけでではなかろうからまだ実行に移せない。もっと長生き出来たら・・・やるぞ・・。
  ウチにもカタツムリがいないことはない。写真のオカギセルだ。植木鉢の下などにいる。乾いて死んでいるようなのも水気を与えると動きだす。集団でいるから結構繁殖しているのだろう。これは小学校の時、新種のカタツムリを発見したと思って筆箱の中で飼っていたやつだ、あの時のは体色がもっと鮮やかな黄色だった。近似種、変異も多いのだろう。孫が来たらこれをみせて一緒に唄おうか、けち臭いじいちゃんだと思われるかな。