ぴよこ日和

いらっしゃいませ。
きたむーです。
お芝居、ライブ、お笑い大好きです。

長崎から福岡へ

2005年11月06日 | 日記
11月6日(日)

昨日の夜から降り出した雨が、夜の間中降り続いたみたいで
朝起きて、テレビ付けたら「長崎に大雨警報」なんて言ってる。

今日は福岡まで戻って、飛ぶ劇のIRON福岡公演を観る予定。
高速バスが止まったらマズイと思って、早めにホテルを出てバスターミナルへ。

幸いにバスは止まる事もなく、順調に出発してるらしい。
お土産と朝ご飯用の駅弁などを買い込んで乗車。
バスの中でうまうまと食べる。

福岡に2時間程で到着。
今日は母親と伯母と従姉妹と一緒に観劇する予定。
ちょうど母親達も福岡に着いたらしい。

ウインドーショッピングしながら街をブラブラ。
食事して観劇。
こうして、伯母さんや従姉妹と一緒に街を歩く事なんてなかったんで、新鮮だったなー。
お芝居が面白かったかどうか不安だけど、わざわざ来てもらって有り難かった。

観劇後は、楽屋にちょっと顔出してさっさと帰宅。
うちのダンナさん及び、劇団員の皆さんはバラシ。
頑張ってね~。

はあ、なんだかんだで疲れました。
明日からはまた元の生活。
風呂でも入って、さっさと寝るかー。
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ヤルタ会談&忠臣蔵・OL編

2005年11月06日 | 観た
長崎ブリックホールで行われた「ヤルタ会談」と「忠臣蔵・OL編」の2本立て。

最初は「ヤルタ会談」
本物のヤルタ会談ってこういう事なんで、暗い話だったらどうしようなんて思ってたんだけど、
それは全くの杞憂でした。
ていうか、こういう話なのにどっかんどっかん笑えるの。
笑い事にしちゃっていいのー?って思う位。

スターリンさんもチャーチルさんもルーズベルトさんも
なんだかみんなカワイイんですけど・・・。
とってもヒドイ台詞もバンバン出てくるんだけど、笑えちゃう。
歴史がホントにこんなかる~いタッチで創られたハズはないんだけど、
でも実際、戦争なんか傍から見たら、これくらい滑稽な事なのかも。
もう笑ろとけー、ってなもんだね。

ただ、色んな場所で公演してると、同じシーンでもウケたりウケなかったりするんだって。
今回は長崎での公演なんで、いつもはどっかーんって来る所で、シーンとしてたらしい。
うん。私だって、長崎に居て、そこは笑えなかった。
でも考えさせられたと言う事では、重い芝居で訴えられるより、ズーンと来たな。
30分程の公演なんだけど、もっともっと観たい!って思っちゃった。

休憩の後に「忠臣蔵・OL編」
まず、OL編って何?って思うよね。
忠臣蔵がOLなの?って・・・。
でも、そうなの。
忠臣蔵がOLなの。

OL達が休憩室みたいな所に集まって来て、お昼ご飯を食べながら喋ってる台詞は
「殿が吉良に切りつけたんだって!」とか、
「これからどうすんの?討ち入りしようよ!」とか、
「討ち入りよりはろう城の方が効果あるって!」とか、
「武士道はどうすんの?」とか、そんなの。

つまり、浅野の家臣達が御家の今後について会議してるんだけど、
その姿は侍じゃなくてOL。
言葉もOLさんっぽい。
お昼ご飯食べた後は、おやつとか食ってるし。

こちらもかなり笑える。
話の内容は大変深刻。
なのにみんなOL。
OLとは言え侍なので刀もちゃんと持ってる。
でもどう見てもオモチャ。

これは別バージョンで修学旅行編というのもあるんだって。
そっちも是非観てみたいな。

2つの演目が終了した後はアフタートークがあって、お芝居の簡単な説明と、質問コーナー。
会場のお客さんの質問に作・演出の平田オリザさんが丁寧に答えられてた。
たくさんの質問に、解り易く丁寧に答えられてるのを見て、
平田さんって頭良いんだろうなーとか思っちゃった。
そりゃ、そうだ。
あんなに面白いお芝居創ってるんだもんね。

大満足の2演目。
これからも、ある度に何度も観に行きたいお芝居になった。
コメント (2)
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長崎、女ひとり旅

2005年11月06日 | 行った
そんな訳で、ふと思い立って行く事にした長崎。
高速バスに乗り込んでさあ、出発!
紅葉の始まった山々を見ながら、ひた走るバスの中で読書&ヒルネ。
約3時間で長崎駅前に到着した。
時間は正午を少し回った所。
よーし、すぐに腹ごしらえだ!

駅前商店街を入ってすぐの所に、なんだかすごいお店があった。


これでもかと、皿うどんをアピールした店先。
ロウで作ったてんこ盛りの皿うどんのサンプルが並んでいる。
店の横っちょに回ると、そこにもお化け皿うどんが、アホほど並んでいる。
その名も飛龍園。


「狂気」
思わずそんな言葉が浮かんでくる程だ。

すっかり気に入って入店。
皿うどんアピールを無視するかのようにちゃんぽんを頼む私。


だって、あんな状態の皿うどん出て来たって食えねーし・・・。
それに目標は「美味しいちゃんぽんを食べる」だったもんでね。
あ、ちゃんぽんは美味しかったですよ。
つるっと1食550円。

お腹いっぱいになった所で、次は長崎名物のちんちん電車に乗り込んで、中華街を目指す。



電車の中
 

「次とまります」のボタンを押すと「ちんちーん」と言う音が聞こえる。
可愛い音で、なんか和む。

来てみた中華街は、お土産屋さんとレストランの並ぶ特に面白くもない場所だった。

 
むかーし、来た時はもうちょっと楽しい場所だったようなイメージだったんだけど。
もうちゃんぽん食べて来たし、レストランにはひとつも用事がないしね。
それでもお土産屋さんをあちこち見て回った。

中華街にさっさとお別れして、崇福寺というお寺を目指す。
俗に竜宮門と呼ばれるこの門は、見ておわかりのように中国風。
中国人の指導の下、造られたそうです。

 

狛犬ギャオー
 

中に入ると大きな釜が!
飢饉の時に炊き出ししたんだって。
何人分が出来上がるのかなぁ?


木魚なんかもぶら下がってます。


ドアップー


中華風なので扉なども結構派手。
彫ってある彫刻などをじっくり鑑賞。


この浮き彫りの蓮って、後からくっつけてあるのかな?
とってもきれい。


四隅にあった青い部分をよーく見ると、なんと!

蝙蝠の形だー。ラブリー

年を取ったからなのか、こういうお寺の造詣なんかをじっくり見るのが楽しくなってきた。
重要文化財を鑑賞しつつ、造った人や造られた頃に思いを巡らす。

お次は思案橋。


昔、この辺りは花街があって、そこに行こうか、行くまいか思案した所からこの地名が付いたとか。
今ではその面影すらない。
この橋の欄干が唯一の名残りなんだって。

さー、かなりあちこちさるき回って(長崎の方言で歩き回る)大変に疲れた。
夕方からはお芝居観劇だし、あまり疲れない内にホテルへチェックインだ!

昨日ネットで予約したアルファイン長崎は、真新しくて、きれいでなかなかよろしい


よくありがちな、トイレとお風呂の一体型ではなく、別々になってる。
いいねー、これは。
しかも安い!
1泊4560円でした。

荷物を置いて長崎ブリックホールへ行く。
今日観るお芝居は青年団の「ヤルタ会談と忠臣蔵・OL編
公演が終わった後は青年団の主宰、平田オリザさんのアフタートーク。
どれもこれもものすごく面白くって、長崎に来た甲斐あり!
大満足でした。

終わった後、打ち上げにも呼んで頂いて、ブリックホールの方や、青年団の役者さん、
それに長崎で頑張っている劇団の方達とも色々とお話出来た。

お友達のマチコさんこと、松田弘子さん。
ヤルタ会談でスターリンを怪演???


このマチコさんは、まだ私が芝居をやっていた頃、飛ぶ劇場に客演として来られて
一緒にお芝居を創り上げた仲間。
久しぶりに会えて、とーーーっても嬉しかった
本当に思い切って長崎まで来て良かったなー。

長崎の夜は更けて、夜中の1時半頃に打ち上げもお開き。
夜から降り出した雨のせいで、なんとも慌ただしいお別れ。
ホテルへ帰り、充実した気持ちで就寝。
長崎の女ひとり旅、なかなか面白い旅になりました。
コメント (5)
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