本多劇場の前のビルの2Fに「和楽互尊」という串焼き屋がありました。入り口を入り、ドドーンという太鼓の音にビックリ。席に着き、塩だけで味付けしている串をいろいろと注文しました。塩は、厨房の中に円錐形に盛られていて、店主がまるで相撲取りのように豪快に塩を掴み、串の上に振るのです。その手さばきが見事で、それだけで満足してしまうほどです。味も見事。ただ、お客様が来られる度に太鼓を鳴らすので、初めて行った私はその度ごとに驚いていました。
続いて、踏み切りを渡って、シャッターだらけの商店街の中を歩いていくと「大正13年創業 うさや」にぶつかりました。甘味屋さんのような店構えでしたが、中にいるお客さんはお洒落にワインを傾けていて、雰囲気のある隠れ家的BARといった感じでした。
有名な俳優を目指す若者たちが多く棲むこの街は、個性的で面白い街でした。
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