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ロシア・サハリンと北海道を結ぶ架け橋ネット。
サハリン州には。、ロシア人もウクライナ人も住んでいる混住地域です。

サハリン ふる里便り Miyanishi

2007-03-23 07:26:09 | 情報
私は、ユジノサハリンスク市内の私立・サハリン経済大学の顧問を務めています。
毎年、春になると北海道の学生からサハリン留学の相談を受ける機会が多くあります。
幾人かは、過去に留学のお手伝いをさせてもらいました。
中には、当地のロシア人と結婚した学生もおります。現在幸せな家庭を築いています。
先日サハリン大学・プレス発表がありました紹介いたします。
ASTVの記事より
{サハリン国立大学と九州大学は学生交流を行うことを決めた。
日本側は日本語を勉強している韓国系サハリン人を受け入れるとのこと。
コルスノフ・サハリン国立大学国際関係副学長によると、初回の学生達は3月29日に「日出ずる国」へ出発するとのこと。
九州大学は日本での朝鮮研究の中心であり、朝鮮半島の大学と緊密な関係を維持している。副学長によると、日本での韓国系サハリン人の教育費、交通費、生活費を全部受け入れる側が支払うとのこと。
学生達は日本語以外、他の科目も勉強し、九州大学での教養プログラムを終えたら、国際用証明書をもらう。
サハリンには、いわゆる第一世代の4千人ぐらいの韓国人を含め、3万の韓国人が住んでいる。
第一世代の韓国人はサハリン島の南部が日本の支配下にあった1939~1945年に日本によりサハリンへ運ばれた。
このとき、韓国人は母国語で話すことが許されなく、日本語だけで話していた。
しかし、今、韓国人の長老の孫達とひ孫達は、日本語も韓国語も分からず、ロシア語だけを操っている。
このため、日本、韓国、北朝鮮からサハリンに来る人々とコミュニケーションをうまく取ることができない。
サハリン国立大学はこの空白を埋めようと、学生達を日本と朝鮮半島に送り始めた。}
この記事は、北海道サハリン事務所情報より抜粋したものて゛す。

日本・韓国を視野にいれた学生の国際交流が始まるのです。
若者の交流が行われる事で経済は基より文化・芸術の新たなる創造が可能になります。それは、アジア地域の活性化と発展に繋がる事です。
私も作曲家としてサハリンの人々と文化交流を開始しました。
先月19日に行った「サハリンオーケストラ」の指揮者を勤めて思った事は、音楽を通した交流には、政治もビジネスも存在しません。
日本の歌謡曲が何処まで理解されるか、不安もありましたが「感動を貰った」「日本の心が理解した」との聴衆からの意見に元気を貰いました。
今年は、(桜)の掛け橋として第四次・桜移住を予定しています。
音楽と桜の日本文化の開花までサハリンに滞在いたします。
桜の海外での名所(アメリカ・ワシントン市 韓国・斎州島)そして世界で三番目の公園をサハリン・ユジノサハリンスク市ガーガリン公園に開設されました。「昨年4月」
今年も4月に桜の追加(100本)植樹を行います。
これまでにガガーリン公園に植えられた桜は、124本になります。
桜前線も今年からは北海道を越えてサハリンまでとなります。
ユジノサハリンスク市在住 宮西豊


写真・サハリンオーケストラの指揮をする宮西豊氏
コメント
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