Wikieravelより引用
時差とは何か?
時差とは、一言でいえば地点ごとの経度の違いから生じる時間の差(あまり正確ではないかもしれないが)とでもいうべきものであろう。
地球上で、基準となる南北の線(通常は北極、イギリスのグリニッジ天文台、南極を通る線で、「グリニッジ子午線」という)を起点(つまり経度0°)に15°経度がずれるに従い、1時間ずつ現地の時間がずれていく。
ただしこれはあくまで理論上の話で、実際は国ごとに政治・歴史・文化などさまざまな背景の違いから、ほぼ同じ経度上にある国であっても、異なる時間を用いている場合もあるし(ページ右上の時間帯の地図参照。基本的に経度に沿ってほぼ垂直に時間帯が定まっているが、地域によっては線が極端に曲がっていたりするところがいくつもあり、そのような部分がいわば「政治的」な時間帯の線である)、極端な例では、下に述べる日付変更線などの理由から、ほぼ同じ経度上にある国がまるまる1日分ずれた時間を用いていることもある。
サマータイム
サマータイム(夏時間)とは、日の出が早く、日照時間も長い夏の期間に時刻を1時間早めることで日が出ている時間の有効利用を図ろうとする制度で、主に緯度の高いヨーロッパの国々や北米、オーストラリアやニュージーランドなど南半球の一部の国で行われている。国により日照条件が異なるため、サマータイムが用いられる期間に多少の違いがあるが、北半球の国では概ね3月末(4月初旬)から10月末頃にかけて、また、南半球では10月から2月(3月)頃にかけてサマータイムが用いられる。
当然のことながら、日本から飛んでいく国際線の飛行機の到着時間などはサマータイム実施期間中はそうでないときのものより1時間早まる、テレビ番組の放映時間も1時間早められる、サマータイムの期間中は日本との時差の換算についても通常の場合よりさらに1時間早める必要がある(このため、国際電話をかける時間帯をうっかり間違えたりする)など、現地での日常生活の中でサマータイムによる影響がちょくちょく顔を出す。日本人はあまり感覚的にサマータイムに慣れていないので厄介であるが、どのような影響が出るのかは一通り押さえておきたいところである。ただし一旦サマータイムが行われている地域に入ってしまえば、その地域にいる限り現地の時間関連の情報はすべてサマータイムに統一されるし、慣れてしまえば特に問題ない(先ほどの国際電話の例のように、サマータイム未実施の地域との関係で気をつけなければいけない面もあるにはあるが)。
なお、サマータイムは必ずしもその国全体で行われているとは限らない点は注意が必要である。
例えばオーストラリアの北部地域・西部地域ではサマータイム制度を20世紀はじめから半ばにかけて廃止しているため現在は実施されていない。
またアメリカ合衆国でも自治体の判断でサマータイム導入の可否が決められるため、ハワイ州(州全体)アリゾナ州、インディアナ州(いずれも大部分の自治体)のように、サマータイムを実施していない所もある。
また、実施期間についても、同じ国内で地域により若干異なることがあるので、こちらについても注意が必要である。
{日本の国会議員がサマータイム導入に反対している。その大きな理由は、(朝の暗い内)から働くのは健康を害する。との意見である北海道地域は夏場には日の出が午前4時であり午前6時には太陽は既に東方に昇っている。日の入りも午後7時と1日に15時間程、太陽の恩恵を受けている。この恩恵は動植物全般に大きな影響を与えている。(朝の暗い内)とは、冬場の環境でありこの議員の発言内容が無知に近いものと判断する。
時差に関して最東端の南鳥島「東経153度59分11秒」と最西端の与那国島「東経122度59分01秒」間では、緯度が15度移動すると1時間の時差が生まれる。「国際的な時差計算」とすると、31度程の開きがあり「平均時差は約2時間」生じてくる。
2時間の誤差を現在まで見過ごしてきた「国民は大きな損失をまね得ている」と考える。自然を生かす知恵は国民の資産でもある。温暖化・エネルギー問題・環境 等々解決出来る課題は大きいと考える。
サハリン州でも時差の変更時期(特にサマータイム)には、眠たいとか・身体の不調を訴える人々も多いが、二・三日内には慣れている。
是非、日本でも時差及び夏時間を導入すべき時期が来ていると考える。}