中村美津子や島津亜矢を聞いても、
「ヘビメタ」を聞くことなど一生なかろうと自分でも思っていた私が、
日本の少女が人気だと云うので、ユーチューブを見たんですよ。
まぁ、だいぶ前から噂は聞いてたんですけどね、
見たのは初めて。
外国のイベントにゲストとして出たとか云う映像は、
なかなかのもので、
向こうのファンからも熱狂的に受け入れられてるように見える。
歌もしっかりしていて、ダンスもそこそこ、
まぁ、日本で云う「アイドル」と云う感じですが、
ふと思ったんですよ。
むかし、大阪のラジオ局に、
歌手デビューしたばかり、と云う二人組の少女が出たんですね。
いかにも、大好きな歌を希望に燃えて歌ってます、という感じが初々しかった。
その歌、ペッパー警部が当たって、
あれよあれよという間に、えらい人気者になって寝る間もない、
と聞くようになるのにそんなに間はかからなかった。
でも、そのピョンピョコピョンピョコと踊りながら歌う姿は中性的で、
まるで、バネ仕掛けの人形のようで、
その肌の露出の多いコスチュームにもかかわらず、色っぽさは感じなかった。
むかしから、日本の女性は、外国に行っても若く見られるんですよね、
若いというより、幼く見えるのかな。
いま、人気の「BABYMETAL」も、
西洋人から見れば、10歳ぐらいの少女に見えるのではなかろうか。
そんな子が、
歌い踊ると、中身は二十代ですからね、ちゃんと歌ってるし踊ってる。
その見かけと中身のギャップが受けているのかもしれないですね。
さて、彼女たちが、
「和製アイドル輸出の第一号」となりますか、どうですか。
第一号と云うからには、
第二号や第三号と続く必要があるわけですが。