漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

小中華思想

2019年11月03日 | 歴史
きのう、
ちょっと海図を見てましてね、

ヘンなことに気が付いた。

日本海のあたりは「Sea of Japan」とあり、

その南、
九州南方から中国の沖合にかけては、

「East China Sea」つまり東シナ海とある。

この二つの海域に挟まれて朝鮮半島があるのですが、

この日本海を、
「東海と呼ぶべし」と、

事あるごとに主張してるのが韓国ですよね。

それで思ったのですが、
確かに日本海は韓国にとって「東の海」ですが、

それで云うなら、
東シナ海は、韓国から見て「南の海」ですよね。

でも、韓国が、
東シナ海を「南海と呼ぶべし」と主張したとは聞いたことない。

あぁ、日本海の呼称問題も、
「小中華思想」の行きつく処なんだよな、と実感しました。

「小中華思想」とは、
「中華は尊いが日本は野蛮だ」とする考え。

それが千年以上も続いてるのだから、
お隣とは云え、付き合うのに苦労するはずだよな・・・

と、書こうとし、
「つきあう」を変換したら、

「突き合う」と出てきた。

う~ん、
暫しその文字を見つめ、固まってしまいました。 (笑)



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【小中華思想】 

 朝鮮の儒学者が、
 朝鮮を中国の正統な儒教の伝統を継承する国と考え、

 北方民族の征服王朝である「清朝」や、
 日本を含む周辺国及び西洋を野蛮な夷狄とする思想。

 中国古来の中華思想の変形。




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