漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

アンパンと牛乳

2019年11月04日 | 食べもの
ラグビーW杯が始まった頃は真夏の暑さ、

それからわずかひと月半、
W杯を終えた今朝は秋を通り越して真冬の寒さ。

「こんなに急激な気温の変化、
 年寄りの体は付いて行かないよ」などとボヤいていたら、

我が同居人ドノが、
朝食に冷たいママの牛乳パックをさし出し、

「これも愛情よ」とほざいた。

イヤ、訂正、
「御ほざきあそばせられた」。

「だって、
 急に温めると体がついて行かないんでしょ」と云う理屈。

内心、
気温の変化と飲み物は別、と思いながらも、

「チンぐらいしてくれても・・・」とは言わない。

「チンぐらいなら自分でできるでしょ」と、

反撃されるのが目に見えているから。

私は若いころ、
部活帰りに「アンパンと牛乳」を買い

店先で食べるのが無上のシアワセ
だった若い日の記憶が強く、

いまだにアンパンを見ると冷たい牛乳が欲しくなる。

そう云えば今朝は、
きのう私が買って来たアンパンを食べるつもりだった。

そこまで承知しての冷たい牛乳、

う~ん、
テキの方が一枚も二枚も上だわい。

そう思いながらアンパンを ほおばり考えた。

はて、あの若い日のアンパンと牛乳は、
いまなら消費税はどうなるのだろうか・・・などと。




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