漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

殺人犯の人権保護と輿論

2014年08月01日 | 事件


日本のベートーベンの耳が聞こえる疑惑や、
理系女の研究疑惑と涙の記者会見、

泣きわめき県議に都議会のセクハラ野次・・・、

それらが一息ついたと思ったら、

今度は、マクドの中国チキン騒動に、
高一女子による、同級生猟奇殺人事件、

今年は週刊誌が喜びそうな事件が、次々と起こりますなぁ。

しかし、ナンデス、

未成年の犯罪って、
「青少年の人権保護」とかで、

匿名報道と云うことになってますけど、

被害者だって、未成年ですからね、

殺した方は匿名にするけど、
殺された方は名前も写真もデカデカと、

と、云うのは、ドウナノ??、

なんぞと云う意見は昔から根強いんですけど、

ネット情報の広がりは、
そう云う論議を虚しいものにしつつありまするよナ。

なにしろ、犯人の名前も写真も、
いくら大手マスコミが匿名にしてみたって、

ネット社会じゃ、すべてオープン状態ですからね。

今の処、
そのことを問題にするマスコミは少ないし、

警察も厳重に取り締まってる、
と云う分けでもなさそうだから、

未成年犯罪者の人権保護、
などと云うモノは、有って無きがごとき状態。

たまに、人権に熱心な新聞社がこれを問題にしても、
肝心の輿論の方は、一向に盛り上がらないようですから、

そもそも、「青少年の人権」と云う錦の御旗を、
「殺人犯にも適用」、ということに、無理があったのかも。

マ、建て前上は、
新聞やテレビでは匿名と云うことにして、

ホンネの世界では、情報がネットで筒抜け、

と云うのが、

「ホンネと建て前の使い分け」、と云う、
日本人一般の、国民感情にそぐわしいのかも知れませぬナ。

ア、なお、先ほどの「よろん」は、
「世論」でなく、漢字のなりたちから考えて「輿論」と書くべきだ、

と、どこかで偉いセンセイが書いておられて、

私もそれを読んだ時は、
ナルホドと思った記憶があるので、この字を使ってみました。

もっとも、あしたはまた、
気持ちが変わっているかもしれませんけれど・・・ネ。 

マ、コロコロ気が変わるのも、
コレマタ、日本人らしい、・・・・・と云うことでして・・ハイ。 (笑)








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