明源寺ブログ

浄土真宗本願寺派

144000人 身近な仏教書

2013-05-05 22:09:51 | Weblog
相変わらず世の中は大型連休の真最中。こちらは法要と二法要の後片付けに追われています。そんな中でも、少しだけ読書の時間を持てるようになりました。これは進歩。二法要前後は、とても読書どころではありませんでした。
ところで、仏教書というと難しい専門書と思われがちです。漫画が読んでも、仏教書は敬遠というのが大凡の考えです。でも、一般書店でもたやすく購入でき、内容も面白い仏教書(仏教教養書?)が販売されているのをご存知ですか。
それが、「朝日新聞出版」から出版されている『週刊朝日百科 仏教を歩く』です。写真は、『NO10の蓮如』。4月28日号です。内容は、写真を多様。そして、簡単明瞭。38頁ですから、僅かの時間で読みきる事ができます。しかも、よく特徴をまとめています。何より、580円が嬉しいのです。

しかし、バカにしてはいけません。この『NO10蓮如』を、この4月25日から再開した定例法座のテキストに採用しました。平成25年度の定例法座のテーマは、『蓮如上人とお文(ふみ)の心』です。蓮如上人といえば、『お文=御文章で』す。蓮如上人の『お文=ご文章』を通じて、親鸞様のお心に迫ろうという定例法座です。
写真・・御文章第五帖にある「男子も女人もの章」・・上記の『NO10蓮如』を複写

横道に反れましたが、『週刊朝日百科 仏教を歩く』を書店にてお求め下さい。最新号(5月12日号)は、時宗の祖である一遍(いっぺん)上人の特集です。

興味深いのは、表紙左上に小さく文字で、その人物=僧侶の思想の核心の言葉が何気なく書いてあるのです。その核心の言葉は、その僧侶の全思想の選び抜かれたエッセンスなのです。これが実に面白いのです。
『NO10蓮如』は、「一心に弥陀をたのめ」。『NO12一遍』は、「捨ててこそ救われる」。何と味わい深い言葉でしょうか・・・
是非、皆さんも週刊朝日百科 仏教を歩くをお求め下さい。
尚、このブログの訪問者がいつのまにか144000人(正確には、144133人)を超えていました。いつも訪問いただき有難うございます。