2日前の事である。ご門徒さんから、深紅の色をした不思議な花をいただいた。名前はローゼルという。私には、初めて見る花。そして、名前である。
ハイビスカスと同じアオイ科の植物。様々な目的で東南アジアやその他の熱帯、亜熱帯で幅広く栽培されているとの事。ローゼルティーが有名で、口上では「タイでは、国賓をもってなすときにハイビスカス・ローゼルティーが出される」との事であった。
こうなると、是非とも飲んでみだいのが人情。調べてみると、深紅の「がく」と「水」を「鍋」に入れて火にかける(量の目安は水360ccにローゼル6つで2人分)。3分くらい煮出すと綺麗なピンク色が抽出され、酸味のあるローゼルティーの出来上がりだそうだ。蜂蜜を加えると更に美味しいとあった。
そんな訳で、自坊庫裡の玄関にはいただいたローゼルが写真のように花瓶に生けこんである。反応は、2通り。私と同じように「これ何という花ですか?」と聞かれるケースと、「この花はローゼルですね」とピタリといわれるケース。意外なことに、後者の方が多い。知らなかったのは自分も含めて少数派という事になる。
花は、直径10cmほど。花色は赤みがかったものとクリーム色のものがあり、いずれも中心が暗褐色になるそうだ。自坊のローゼルは、蕾から花が顔を出しつつある。どうも、赤みがかった花の可能性が大。玄関先のローゼル、やはり注目の的である。訪れた人が、異口同音になんらかの反応を示す。こんなに注目を集めるのも珍しい。
でも、私の関心はあくまで花の観賞よりもローゼルティーの方である。「花より団子」の言葉があるが、「花よりお茶」が私の心境を代弁している。一刻も早く飲んでみたい。
ハイビスカスと同じアオイ科の植物。様々な目的で東南アジアやその他の熱帯、亜熱帯で幅広く栽培されているとの事。ローゼルティーが有名で、口上では「タイでは、国賓をもってなすときにハイビスカス・ローゼルティーが出される」との事であった。
こうなると、是非とも飲んでみだいのが人情。調べてみると、深紅の「がく」と「水」を「鍋」に入れて火にかける(量の目安は水360ccにローゼル6つで2人分)。3分くらい煮出すと綺麗なピンク色が抽出され、酸味のあるローゼルティーの出来上がりだそうだ。蜂蜜を加えると更に美味しいとあった。
そんな訳で、自坊庫裡の玄関にはいただいたローゼルが写真のように花瓶に生けこんである。反応は、2通り。私と同じように「これ何という花ですか?」と聞かれるケースと、「この花はローゼルですね」とピタリといわれるケース。意外なことに、後者の方が多い。知らなかったのは自分も含めて少数派という事になる。
花は、直径10cmほど。花色は赤みがかったものとクリーム色のものがあり、いずれも中心が暗褐色になるそうだ。自坊のローゼルは、蕾から花が顔を出しつつある。どうも、赤みがかった花の可能性が大。玄関先のローゼル、やはり注目の的である。訪れた人が、異口同音になんらかの反応を示す。こんなに注目を集めるのも珍しい。
でも、私の関心はあくまで花の観賞よりもローゼルティーの方である。「花より団子」の言葉があるが、「花よりお茶」が私の心境を代弁している。一刻も早く飲んでみたい。