人間とは、いい加減なものです。室堂山展望台(2600m?)に到着しますと、リタイヤを考えた事なんかどこ吹く風。元気一杯。当日(10月11日)は、空はどこまでもスカイブルー。東西南北どころか一望千里が見渡せるのです。
勢い込んで浄土山の岩壁(道は、勿論ありますがとにかく急斜面)にアタック。これが地獄。よれよれで浄土山下(2831m)に到着。大休止。動きたくもありません。でも、景色は最高です。剣岳の尾根筋もはっきり目視できます。見るからに険しく厳しい山塊。
手前は別山尾根。
方角を30度右にふれば立山三山の雄峰である雄山(3003m)が。雄山神社(左)まで目の前にあるかのごとくに見えます。いにしえの立山信仰は、この雄山に登る事が最大の目的でした。人々は、白衣にすげ笠、わらじ履き、金剛杖といういでたちで登ったのです。
重い腰をあげて数分の距離で浄土山山頂へ。ここには富山大学立山研究所がおかれています。そして、東を見れば大パノラマが開けていました。
大きくガレている手前の大地が五色ヶ原。実は、このガレは数十万年前の立山火山の大爆発により上部が吹き飛び陥没。ここは外輪山の名残なのです。今は高山植物の宝庫。続く山塊が薬師岳。そこから緩やかに左あがりの高原が、岳人憧れの雲ノ平。
下写真をよく見ますと写真中央のピラミッド形の山(笠ヶ岳)の左横に噴煙があがっています。御嶽山なのです。ここから直線距離で、約100キロの御嶽山噴煙が克明に見えたのです。
続く・・・・
勢い込んで浄土山の岩壁(道は、勿論ありますがとにかく急斜面)にアタック。これが地獄。よれよれで浄土山下(2831m)に到着。大休止。動きたくもありません。でも、景色は最高です。剣岳の尾根筋もはっきり目視できます。見るからに険しく厳しい山塊。
手前は別山尾根。
方角を30度右にふれば立山三山の雄峰である雄山(3003m)が。雄山神社(左)まで目の前にあるかのごとくに見えます。いにしえの立山信仰は、この雄山に登る事が最大の目的でした。人々は、白衣にすげ笠、わらじ履き、金剛杖といういでたちで登ったのです。
重い腰をあげて数分の距離で浄土山山頂へ。ここには富山大学立山研究所がおかれています。そして、東を見れば大パノラマが開けていました。
大きくガレている手前の大地が五色ヶ原。実は、このガレは数十万年前の立山火山の大爆発により上部が吹き飛び陥没。ここは外輪山の名残なのです。今は高山植物の宝庫。続く山塊が薬師岳。そこから緩やかに左あがりの高原が、岳人憧れの雲ノ平。
下写真をよく見ますと写真中央のピラミッド形の山(笠ヶ岳)の左横に噴煙があがっています。御嶽山なのです。ここから直線距離で、約100キロの御嶽山噴煙が克明に見えたのです。
続く・・・・
ところで、お加減はいかがでしょうか。一月末には退院されると聞いていますが、ぼちぼち治してください。
私も命が助かった一人なので、陰ながら応援しています。
ブログの再開も待っていますよ!
どうぞ御身体に気を付けて下さい