松本さんの松本だより

松本市民となって、15年目。
すっかり「地域の人」を名乗りつつ、松本の風景をお伝えしています。

だるまツリーのような~三九郎

2010年01月09日 | 地域イベント
三九郎
http://www.geocities.jp/mtmt1952/rekisi/rekisi-g-sankurou/rekisi-g-sankurou.htm

学校の3学期も始まりました。各地域で三九郎という行事が行われています。
一般的には『どんと焼き』と言われるものと同じかと思います。
一月九日(土)、我が家の町内子ども会でも、規模は小さいものですが行いました。
午前中に、町内のご家庭から松やしめ縄やだるまなどを集めてまわり、
女鳥羽川の河川敷に三九郎を作りました。

大きな松を心にしてやぐらを組み、松飾やしめ縄で形を作っていきます。
てっぺんに大きなダルマを掲げ、周りにたくさんの中小のダルマをくくりつけていったら、まるで、ダルマを飾ったクリスマスツリーのようなものが出来上がりました。
もう少し小さめのだるまツリーをもう一つ作り、
その二つをだるまをつなげて作ったチェーンでつないだようなものになりました。

きっと、そのときに集まった材料によって違うデザインになるのでしょう。
なかなかすてきな造形物です。
数少ないお父さんたちと、子どもたちの協力で、がんばって作り上げました。

お昼前に完成して一旦解散となり、3時ごろ再び集合して点火です。
火をつけたらあっという間に燃えて、熱い、熱い。
焚き火なんて最近はすることがないので、子どもたちも大はしゃぎです。
 
炎が出なくなったところで、それぞれの家で作ってきたまゆ玉を焼いて食べました。

まゆ玉は作り方がわからなかったので、おばあちゃんに作ってもらいました。
スーパーでも売っているらしいです。
お友達からレシピをもらったので、来年は自分で作ってみたいです。

まゆ玉の代わりにマシュマロをさしてる人もいました。
子どもはそっちのほうが喜ぶかも~。

まだ明るいうちに終わってしまうのが残念なところです。
暗くなったら寒いし、帰りもつらいだろうけれど。

松本あめ市も始まっていたので、なわて通りの人通りも多かったためか、
橋の上から眺めたり写真を撮ったりする人も多くいました。
松本の風物詩といえる行事。
大人の役員さんたちには大変なお仕事だと思いますが、子どもたちのためにも頑張って続けていきたいものです。