

昭和7年4月1日 日本で最初の公共交通機関として「四条大宮」から「西大路四条」間の1.6kmの「京都市営トロリーバス」が開業した 「京都市」としては「市電」で継なぎたかったが 当時昭和初期の大恐慌の名残り・「国鉄山陰線」が四条通りの地上を走り・「京福電鉄嵐山本線」も横切り・地下には「新京阪」現「阪急」が潜り・「市電」を通すには道幅が狭い等々で 建設費も安い、工期も早い「トロリーバス」が採用される事になった 開通から約25年間このトロリーバスの寝座は 市電(壬生車庫)で肩身の狭い時代を過ごしていたが昭和33年12月に「梅津段町」まで延伸時トロリーバス専用の「梅津車庫」が設けられ 昭和37年5月「松尾橋」まで伸ばされ その僅か7年後の昭和44年9月に全廃されてしまった 写真上は昭和7年4月1日開業日の(四条大宮)の様子 写真下は廃止記念発行の乗車券
写真:小生保存 文責:小生 013ー002