わたしの趣味&道楽  久保田 良雄 JA3MVS

ようこそ当ブログへ・・・ 令和2年10月1日

トロリーバス

2014年10月01日 | トロリーバス
今回は 昭和44年9月30日限りで 廃止になった 京都市営トロリーバスについて UPしたいと思います 京都市営トロリーバスは 昭和7年4月1日に「四条大宮」~「西大路四条」間 1.6Kmが開業し 先日9月30日で 廃止45年と 云うことで取り上げます 日本でのトロリーバスを最初に走らせたのは 昭和3年に 阪急電鉄宝塚線の 当時「花屋敷駅」付近から 「新花屋敷温泉土地(株)」経営の 遊園地間を 走らせたのが最初であったが 短命に終っている 写真は開業当日の「四条大宮」であり 左上方は当時の「新京阪」(大宮駅) 現阪急電鉄「大宮駅」である
           写真:小生保存     文責:小生       010-001

トロリーバス

2014年10月01日 | トロリーバス
「四条大宮」から「西大路四条」間をなぜトロリーバスにしたのか 本来 京都市交通局では 市電で同区間を結びたかったが 当時鉄道省 山陰線 現(JR山陰線)が 四条通りの地上を横切っていた・京福電鉄(嵐山線)も交差し また四条通りの真下には 開通間なしの「新京阪」 現「阪急京都線」が走り・道幅も狭い等・・その上 昭和の大恐慌の余波もあって 京都市の財政的なこと等で 建設費も安く手っ取り早く開業できる トロリーバスを採用したようである 車両は 1号車から4号車までを イギリスからの輸入車で開業したのであった 写真は「西大路四条」行き 1号車で 相当くたびれた姿で 後方が深く沈んでいるのが分かる
           写真:小生保存       文責:小生     010-002

トロリーバス

2014年10月01日 | トロリーバス
「四条大宮」で Uターン中の 3号車 旗日(祭日)か 日の丸旗を 取り付けている 以前は 市電にも 旗日には 四隅に 日の丸旗を 取り付け運行していた
        写真:小生保存     文責:小生      010-004

トロリーバス

2014年10月01日 | トロリーバス
「壬生車庫」(当時トロリーバスは市電壬生車庫に居候していた)で 出庫待ちか・・・ この 4号車には ポールコードが 付いている
        写真:小生保存      文責:小生       010-005

トロリーバス

2014年10月01日 | トロリーバス
戦後(昭和27~28年)に「100形」6両がデビューした 写真は「壬生車庫」での 105号車
       写真:小生保存     文責:小生      010-006

トロリーバス

2014年10月01日 | トロリーバス
昭和30年に 2両をデビューさせた 200形 乗降扉が 2箇所になった 写真は(梅津車庫)に 留置中の 202号車
         写真:小生保存      文責:小生     010-007

トロリーバス

2014年10月01日 | トロリーバス
昭和33~40年に「300形」 18両が 「松尾橋」へ 延伸のため 増備された車両である 乗降扉が 前後になった 写真は「四条大宮」で Uターン中の 310号車  トロリーバス廃止の 垂れ幕を纏った 300形
          写真:小生保存      文責:小生     010-008

トロリーバス

2014年10月01日 | トロリーバス
「京都市電梅津線」廃止直前 「トロリーバス」に バトンタッチのため 市電と並走中の「100形」トロリーバスと 市電梅津線の「514形」である 現在の「四条通り」とは全く 別場所の様で 隔世の感を覚える 今日この頃である
          写真:小生保存      文責:小生     010-009

トロリーバス

2014年10月01日 | トロリーバス
トロリーバス廃止後 最後の増備車両 「318号車」を 市バスに改造し 走り動力を 電気(バッテリー)に変更し 電気バスの試作車とした 写真は電気バスに改造された 元トロリーバスの「318号車」である
         写真:小生保存      文責:小生      010-010

鉄道ファン

2012年02月01日 | トロリーバス

前回に続き 「京都市営トロリーバス」の カテゴリー2 としてUPします、昭和7年4月1日「四条大宮~西大路四条」(西院)間 約1.6Kmに 市電「四条線」の延伸代替交通機関として開通させたものである 写真は 「西大路四条」(西院)の 四条通りでUターンする 「トロリーバス」2形3号車で祝日なのか 車体前部 屋根両側に日の丸旗が挿されている、終戦までは「市電」の屋根前後四隅にも 祝祭日には同じく 日の丸旗を 付けて運行されていた
         写真:「小生所蔵アルバム」 より    06-01       (文責:小生)


鉄道ファン

2012年02月01日 | トロリーバス

「京都市営トロリーバス」 の「100形」で 戦前から運用されていた 1号車~7号車が老朽化で昭和28年8月までに全車廃車され その代替車両として 昭和27年~28年に 6輌がデビュウーした車両である また この「100形」以降の車両から ポール先端がホイール式から 摺動子式 に変更された メーカーは当時 新興メーカーであった「ナニワ工機」現「アルナ工機」で モーターは「三菱電機」製 75Kw 1台であった 写真は当時市電「壬生車庫」に居候していた「壬生車庫」で出庫待ちの「100形」 105号車 である
          写真:「さようなら京都市電」 より    06-02      (文責:小生)


鉄道ファン

2012年02月01日 | トロリーバス

「京都市営トロリーバス」 200形で 昭和30年に 2輌のみ新造されている 車長が約1メートル長くなり 扉も前方と中央の2か所になった モーターは100Kwと大きくなっている 写真は「梅津トロリーバス車庫」に ポールを下ろし留置中の 「200形」 202号車である
       写真:「関西の鉄道 No 32」 より     06-03      (文責:小生)


鉄道ファン

2012年02月01日 | トロリーバス

「京都市営トロリーバス」 最後の新造車である「300形」で 昭和33年から40年に掛けて 18輌が「梅津」から「松尾橋」まで延伸時に増備され 「ナニワ工機」現「アルナ工機」 で製造された  モーターは「三菱電機」の100kw 1台であった 写真は四条通りの「四条大宮」で Uターンする 「300形」 310号車 である
                写真:「関西の鉄道 No 32」 より     06-04    (文責:小生)


鉄道ファン

2012年02月01日 | トロリーバス

写真 上は「京都市電梅津線」の最終日の風景で「トロリーバス」が「梅津」まで延伸されて短期間ではあったが「市電」と「トロリーバス」の併走風景が見られた この「市電梅津線」は終戦間近に沿線にある「三菱重工」「日新電機」ほかの戦時品製造従業員のために急遽 学徒動員の学生たちの手で敷設された路線で 当時は資材不足等で線路はむき出し、架線電柱のスパンが広く架線がダラーンと垂れ下がっているような路線であった、当時はポール集電のため特に障害はなかった 因みに小生の先輩が学生時代 この工事に携わったと聞かされた この市電「梅津線」も昭和33年11月30日付で廃止され短い生涯路線であった 晩年は市電「514形」が「西大路四条」~「梅津」間を折返し運用されていた  市電「梅津線」廃止後舗装され昭和37年5月に「松尾橋」まで延伸された 
写真 下は その「トロリーバス」も昭和44年9月30日付で約37年の歴史を閉じた時の記念乗車券である
       写真上:「さようなら京都市電」 より
       写真下:小生所蔵品 より    06-05      (文責:小生)