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スピーカーケーブルによる音質の違いは本当にあるのか? vol.5

2019-06-16 | オーディオ部品のうんちく

『スピーカーケーブルによる音質の違いは本当にあるのか? vol.4』の続きです。

スピーカーケーブルには『相性』や『音色』があると言われています。

これをスピーカーケーブルによる波形の変化から考えてみたいと思います。

前回と同様の測定をスピーカーケーブルの接続を接続をスターカッドに変更して

測定してみましょう。

測定環境の条件を合わせるために

2芯の接続で再度測定します。



2芯の状態では立ち上がりがかなりなまっている様子が観測できます。

次に4芯スターカッド結線で測定します。

スターカッド結線とは4芯のケーブルの対角の電線を並列に接続したものです。



この状態の波形はこのようになりました。



立ち上がり特性がかなり改善されています。

この波形からは2芯よりもスターカッド結線の方がスピード感ある音質が期待できます。

ここでひとつ疑問があります。

確かにスターカッド結線で波形は改善されましたが

『スターカッド結線』で改善されたのか、

『4芯になった』ことで改善されたのかは判りません。

そこでスターカッド結線ではない接続で4芯のケーブルを測定してみます。

結線はこのようにしました。



この状態の波形はこのようになりました。



2芯とスターカッド結線の中間のような波形です。

スターカッド結線はノイズに強いと言われていますが

音楽信号を忠実に伝送するという点でもすぐれた結線方法であることが判ります。

これらの結果からスピーカーケーブルは

その構造や結線方法によって波形が変化することは

どうやら事実のようです・・・次回に続きます。


当社のウェブサイトはお問い合わせフォームやご注文フォームのみ暗号化しておりましたが

製品の紹介ページは暗号化されていない方法で公開してきました。

ムジカでは昨今のセキュリティに関する意識の高まりの中

全てのページを暗号化して公開することになりました。

ウェブサイトをご覧いただくお客様の操作方法等に変更はありません。

これまでiPhohe等で閲覧した場合、

当社のウェブサイトはアドレスバーに『安全ではありません』の文字が出ることがありましたが

現在ではこの警告文はでない状態になりました。

先日サーバー上で切換をおこないましたが

一部のお客様がブラウザによっては当社ウェブサイトが閲覧できない場合もあるようです。

その場合は、一度ブラウザを閉じていただき、再度立ち上げていただくと見ることができるようになります。

また、iPhoneでは電源を入れなおしていただくことで見ることができるようになります。

大半のお客様はそのままで問題なく閲覧することができます。



プリメインアンプ Rccolta-intが発売されました!



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