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ピンケーブルとシールドとアース  vol.11

2019-08-24 | オーディオ部品のうんちく

『ピンケーブルとシールドとアース  vol.10』の続きです。

欠点だらけのピンケーブルですが、なんとか使いこないしてみようという試みです。

前回試作したケーブルのシールドがマイナス電位のものを試聴しましたが

今回はシールドをプラス電位にして同様に試聴しました。





ケーブルを接続した部分、試聴盤は ピンケーブルとシールドとアース  vol.6 と同じです。

We are the wold



≪送り出し側(フォノアンプ側)でシールドを落とした場合≫

全体のノイズレベルが減り、多少静かになった感じはありますが

大きな変化は感じませんでした。

≪受け側(プリアンプ側)でシールドを落とした場合≫

変化はさらに少なくなりました。

この音源では≪送り出し側(フォノアンプ側)でシールドを落とした場合≫の方が良かったです。

ロッシーニ序曲集 アバド/ロンドンフィル



≪送り出し側(フォノアンプ側)でシールドを落とした場合≫

音の余韻が多く聴こえるようになりました。

奥行方向のサウンドステージが豊かになりました。

≪受け側(プリアンプ側)でシールドを落とした場合≫

左右の広がりが増しましたが、わずかな変化です。

この音源では≪受け側(プリアンプ側)でシールドを落とした場合≫の方が良いと感じました。

Cheek to cheek トニーベネット&Lady GAGA



≪送り出し側(フォノアンプ側)でシールドを落とした場合≫

ボーカルが厚くなりました。

JAZZヴォーカルにとっては好ましい変化です。

音のコントラストが上がり、力強い音になりました。

≪受け側(プリアンプ側)でシールドを落とした場合≫

暗い音です。低域は重くロースピードのように感じます。

この音源でも≪送り出し側(フォノアンプ側)でシールドを落とした場合≫の方が良いと感じました。

3枚のレコードを聴き終わって、

シールド線にプラスの電位をかけた方が良いのか

マイナスの電位をかけた方が良いのかですが・・・・圧倒的にマイナス電位にした方が良かったです。

レコードによって

≪送り出し側(フォノアンプ側)でシールドを落とした場合≫と

≪受け側(プリアンプ側)でシールドを落とした場合≫ではそれぞれ良い方が異なることがありますが、

シールドの電位に関しては100%マイナスが好ましく感じました!

次回に続きます。




≪お知らせ1≫

コンポーネントに最適化されたインシュレーターhbシリーズが発売になりました。



WEBサイトはこちら

カタログはこちら


≪お知らせ2≫

求人サイトでおなじみの『マイナビ』が運営する

『マイナビおすすめナビ』というコンテンツがあります。

これは『エキスパート』と呼ばれるその道のプロがお勧めできる商品を紹介するのですが、

私もオーディオ機器のご紹介をしていくことになりました。

スピーカースタンドのおすすめ5選! 音響メーカーのCEOが選び方を解説

ぜひご覧ください。


≪お知らせ3≫

Ibuki4シリーズの発売にあったって2種のセットを発売しました。



『はじめてのアナログプレーヤーセット』¥44800



『はじめてのHigh Quality Audio Set』¥39800



≪お知らせ4≫

当社試聴室(ログハウス)のオーディオ試聴とログハウス見学の混雑状況です。

8月
26日
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ×

27日
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ◎

28日
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ×

◎すいています。ご連絡なしで試聴・見学OKです。

〇ご連絡なしで試聴・見学OKですが、念のためお出かけになる前にお電話でご連絡下さい。

×お電話(0584-51-6232)・お問い合わせフォームでお問い合わせください。

当社は土・日・祝日は休業ですが、試聴をご希望の方はお問い合わせフォームでご相談ください。

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