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電源の極性をあわせると音質は向上するのか? vol.9

2017-12-26 | オーディオ部品のうんちく
『電源の極性をあわせると音質は向上するのか? vol.8』の続きです。

アイソレーショントランス方式は大電力のパワーアンプに使用するとコスト高になってしまいます。

なんとかコストを抑える方法はないのでしょうか?

CDプレーヤー、プリアンプ、パワーアンプの3台からなるシステムで考えてみましょう。

一般的にCDプレーヤーとプリアンプの消費電力は50w以下。

パワーアンプは、その出力によっては何百ワットにもなることもあります。

CDプレーヤーとプリアンプのアイソレーショントランスは

たいした容量ではないので

普通にアイソレーショントランスをそのまま使います。

パワーアンプは消費電力が大きく大型で高価なアイソレーショントランスが必要ですので

おもいきって使用しないでおきましょう。

図にしてみました。



ここで思い出していただきたいのは

電源の極性をあわせると音質は向上するのか? vol.3』でテストした

iPhoneやラジカセのように1台で自己完結してしまうオーディオ機器は

電源の極性によって音質が変化しないという事実です。

上図のCDプレーヤーとプリアンプは電気的には電源とつながっていませんので

パワーアンプは唯一電源につながっている状態です。

これはiPhoneやラジカセと同じような状態。

高価なアイソレーショントランスを使用しなければならない

大電力の消費電力1台だけを直接電源に接続することで

ハイコストパフォーマンスな電源を実現することができるのです。

次回に続きます。



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カスタマイズを1台の機器で2ヶ以上行うと2つ目以上が半額に。

例えば、雷鳥3をお使いのお客様が

6SN7真空管バッファーのカスタマイズを行うと18000円(税別)ですが、

テフロンワイヤーのカスタマイズ(5000円・税別)と

6SN7真空管バッファーのカスタマイズを同時に行うと

5000円+9000円=14000円(税別)となります。

3つ目以降のカスタマイズも同様に半額!

期間は12月末まで。

お申込・お問い合わせは eigyou@musika.jp まで

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