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以下、ムジカ公式ブログの本文です。
『モノラルレコードの再生に・・・Cuculo-pho2 mono vol.1』の続きです。
新製品のモノラルフォノアンプCuculo-pho2 mono¥69,800(税込)をご紹介しています。
前回、Cuculo-pho2 monoはMC型のモノラルカートリッジも接続可能と書きました。
当社のフォノアンプはMMカートリッジ(MIカートリッジ)のみに対応するフォノアンプが多いのですが
なぜモノラルフォノアンプがMCカートリッジ対応なのでしょう。
その理由をお話しするためには、
オーディオ業界の大人の事情をご理解いただかなければなりません。
まず、
MCカートリッジとMMカートリッジで比較した場合
MCカートリッジの方が高音質だと思っておられる方が多いのに驚かされます。
これにはからくりがあり、
MMカートリッジの価格帯は3万円以下のものが大半です。
ところが、MCカートリッジは10万円以上のものがほとんど。
比較試聴するのであれば、3万円以下のMCカートリッジを使用しないとフェアではありません。
多くの場合、2万円程のMMカートリッジと
20万円程のMCカートリッジを比較してMCに軍配を上げています。
10倍もの価格差があれば当然高い方が良いに決まっています。
もれはカートリッジの形式にはそれぞれ特徴があり、
MM(MI)カートリッジは
・生産する場合の初期投資が高額
・大量生産が容易
・手作業ではなく、機械での組み立てが主流
という特徴があります。
一方、MCカートリッジは
・生産する場合の初期投資が少ない
・大量生産は困難
・機械での組み立てではなく、手作業が主流
となります。
現在MM(MI)カートリッジを生産しているメーカーは
オーディオテクニカ、オルトフォン、GRADO等
販売ルートがしっかりしていて、大量販売が可能なメーカーに限られています。
つまりMCカートリッジは
小規模なメーカーや機械化ができないメーカーにぴったりのカートリッジということになります。
MMカートリッジの生産には金型が必要です。
金型は数十万円から数百万円もしますので小規模なメーカーではナカナカ金型を起こせません。
しかし、1度作ってしまえば、長期間にわたって使用することができますので
歴史あるカートリッジメーカーは過去に製作した数多くの金型を保有しており
それらの組み合わせを変更することで新製品を作りやすいのです。
また、MMカートリッジは機械で作りますので
MCカートリッジの組み立て作業を行う職人に支払われれる高額な人件費は必要なく
そのため、MM(MI)カートリッジは安価にそして大量に生産することができるのです。
そのため当社では米国GRADO社のMIカートリッジをお勧めしています。
GRADO社は実はMCカートリッジの量産化に初めて成功したメーカーで
カートリッジの接続端子の赤・青・緑・白の色分けは
GRADOの社内規格だったのが全世界に広まったものです。
そんなGRADOですが、MCカートリッジを進化させてゆく中で
MCカートリッジの構造上の根本的な問題から
MCカートリッジの開発を取りやめ、新たに開発した方式がMI型カートリッジです。
MIカートリッジはMCカートリッジ以上の高音質と
MMカートリッジ並みの生産のしやすさを持ち合わせています。
ここで初めに戻り、
なぜ、Cuculo-pho2 monoはMC型のモノラルカートリッジに対応しているのかという問題ですが、
モノラルカートリッジはステレオカートリッジよりも販売数が圧倒的に少なく
初期投資が少なくて済み、少量のみを手作業で組み立てるという
MCカートリッジの生産方法に合致しているためです。
そのため現在販売されているモノラルカートリッジは高額なものばかりになってしまいました。
そんな中で、GURADO社モノラルカートリッジ MC+ MONO ¥14,300(税込)は
抜群のコスパのカートリッジであるといえます。
このカートリッジは本2019年同型名でアップグレードされました。
当社はアップグレード品のみ取り扱っていますが、
他ではアップグレードされていないものが販売されている場合があります。
ご注意ください。
モノラルカートリッジ MC+ MONOを紹介している当社のページはこちらです。
≪カスタマイズ半額キャンペーン≫
1機種に3つ以上のカスタマイズで合計金額が半額に!
期間:2022年8月31日まで
(各機種のカスタマイズは一覧はこちら)
また、60、62、雷鳥、雷鳥2、ラコルタ、いぶき、雷鳥ルシード、
雷鳥レジェード、アイリス、30、40、100、200、1000の各シリーズの
カスタマイズを2022年8月31日をもって終了させていただきます。
他のシリーズのカスタマイズは引き続き行われます。
また、上記のもでるであっても修理・メンテナンスは従来通り行います。
お問い合わせ:電話 0584-51-6232 又は お問い合わせフォーム
≪8月の勉強会『スピーカー自作のための基礎知識3』≫
スピーカー自作のための基礎知識の3回目です。
今回は自作スピーカーの音出しと調整、セッティングの実演します。
日時:8月11日(木・祝)10:30~、13:30~
会場:ムジカ試聴室(ログハウス)
午前午後とありますが、密を避けるためで2回とも同じ内容です。
入場無料、事前申込不要です。
≪8月のイベント『ムジカ新製品試聴会』≫
フォノアンプ3種の比較試聴や
真空管バッファアンプCuculo-tubeを使用した場合と使用しない場合の比較試聴、
近々発表予定の新製品もお披露目となります。
日時:8月15日(月)10:00~、13:00~、15:00~
会場:ムジカ試聴室(ログハウス)
午前午後で合計3回ありますが、密を避けるためで3回とも同じ内容です。
入場無料、事前申込不要です。
≪アウトレットと特価製品が充実≫
お得なアウトレットモールと特価製品とセット販売のページです。
https://www.musika.jp/nws/outlet.html をチェックしてみてください。
≪超広帯域スピーカー発売≫
ドイツ・クアドラルのスピーカーARGENTUM570 2台、
MUSICAスーパーツィーターVer Duo(ウェール・デュオ)2台、
SONYサブウーハーSA-CS9 4台をセットにした
再生帯域23Hz~60000Hzの超広帯域スピーカーシステムです。
標準価格¥293000(税込・セット)を¥240,000(税込・セット)
お電話でご注文 0584-51-6232 または ご注文フォーム https://form.run/@musica1 へどうぞ
大好評です!あと2セットです!!
≪夏季休暇のお知らせ≫
8月10日(水)まで 通常営業
8月11日(木・祝)10:30~、13:30~ 8月の勉強会『スピーカー自作のための基礎知識3』
8月12日(金)~8月14日(日) 休業日
8月15日(月)10:00~、13:00~、15:00~ 8月のイベント『ムジカ新製品試聴会』
8月16日(火) 休業日
8月17日(水)から 通常営業
夏季休業日中にご試聴を希望される場合は8月10日までにお問い合わせフォームからご相談ください。
≪試聴とログハウス見学予約状況≫
リアルタイムで更新される予約状況カレンダーを公開しています。
ご試聴・ご見学に関する詳細は https://www.musika.jp/nws/kengaku.html へどうぞ。
You can buy several MUSICA's products on-line internationally.
An English page is here.
https://www.musika.jp/en/index.html
And, factory outlet store is here.(on-line, Japanese page)
https://www.musika.jp/nws/outlet.html
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