『速報２！！ モノラルパワーアンプ 雷鳥６ vol.10』の続きです。
雷鳥６monoは岐阜県内の工業製品のみならず、伝統工芸品をも取り入れ、
MUSICAのフラグシップモデルとして恥ずかしくない製品としました。
今日も電源回路について解説の続きです。
そして、これらの電源には次のようなメリット、デメリットがあります。
アナログ電源のメリットですが、
高周波ノイズが少ない！・・・という1点だけです。
高周波ノイズは少ないのですが、
５０Hzや６０Hzの低周波ノイズ（いわゆるハムノイズ）は
アナログ電源のほうがスイッチング電源よりも多いです。
アナログ電源は大きく、重くなります。
スペースファクターが悪いですし、
大きく、重いということは価格が高くなります。
肝心の特性ですが、
ほとんどのスイッチング電源は定電圧化されており、
負荷の多い少ないにかかわらず一定の電圧を出力します。
定電圧回路がないアナログ電源は負荷が大きくなると電圧が下がってしまいます。
つまり、大音量で再生すると電圧が下がり、
音の伸びが損なわれるのです。
定電圧回路を使用すればこの問題は解決しますが
パワーアンプなどに使用する大容量の定電圧回路は発熱が多く
その発熱分をカバーするためにさらに電源容量を大きくしなければなりません。
すると、さらに発熱は増え・・・現実的ではありません。
パワーアンプで定電圧回路を搭載しているのは小出力のパワーアンプのみです。
（小出力のパワーアンプは負荷も軽いので定電圧回路はいらないのですが・・・）
最近はヨーロッパを中心に高周波ノイズに対する規格が厳しくなり
高周波ノイズが少ないスイッチング電源も実用化されています。
また、高周波ノイズに対する対策は
金属の箱（または網）でスイッチング電源をぐるっとくるんでしまう電磁シールドが有効です。
雷鳥６monoでは低ノイズスイッチング回路と電磁シールドにより、
高周波ノイズを測定可能値以下にまで抑え込むことに成功しました。
次回に続きます。
≪6月のイベント『雷鳥６mono試聴会』≫
詳細は後日発表します
6月26日（土）10：30～12：00、13：30～15：00
6月27日（日）10：30～12：00、13：30～15：00
（4回とも内容は同じです）
場所：当社試聴室（ログハウス）
≪新製品 パワーアンプ Raicho6 mono≫
入力 RCA 1系統(ライン）
出力 150W
周波数特性 5Hz～80KHz
真空管 6SN7GT
外形寸法 W220mm × H70mm × D196mm
価格 ￥298,000（税込・ペア）
発売日 2021年5月20日
限定数 20セット
発売記念キャンペーン（2021年6月30日まで）
パッシブアッテネーターCuculo-att ￥79800をプレゼント
または
Cuculo-attの価格分（79800円）割引
No.1～20（10セット）は落水紙（美濃和紙）を使用した希少モデルです。
≪試聴とログハウス見学予約状況≫
MUSICAは『新型コロナウイルス感染症防止対策宣言』を行い
岐阜県が製作した感染防止マニュアルに則って
安全に試聴をしていただけるよう心掛けています。
5月14日（金）
10:00～12:00 ◎
13:00～15:00 ✕
15:00～17:00 ◎
5月15日（土）
10:00～12:00 ✕
13:00～15:00 ✕
15:00～17:00 ◎
5月16日（日）
10:00～12:00 ◎
13:00～15:00 ✕
15:00～17:00 ✕
試聴のご予約は お問い合わせフォーム または 電話 0584-51-6232 からどうぞ
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