イコンのもとに


在宅介護16年が終了後、やっと自分のために生きられる。イコンも描いてます。ブログは書いたり書かなかったり、気分で。

例の

2023年07月29日 | その他
例の首斬り事件、
私は、その事件の記事のコメント欄に
「父親は医者のくせに、
娘が殺人をするのを手伝うなんて、
腹が立ってならない」と書いたんです。
まだわからないのですが、
殺人の道具まで娘と一緒に買いに行っているくらいですから
ひょっとして、身体の切り方を娘に教えているんじゃないか、
医者として習ってきた技術を娘に伝えているんじゃないか?
と私は思いました。

そうしたら、反対のコメントが入っていて
「あなたは自分の娘がレイプされたら犯人を許せますか?
父親は許せなかったから殺すのを手伝ったんですよ」
と書いてあり、同調する人が何人もいました。
殺して当たり前だ、と考えている人が何人かいて、
私の考えとは違うなと思いました。

精神科医なら、
弁護士の知り合いは何人かいるだろうから、
なぜ相談しなかったのか?
父親も母親も逮捕されてしまったら、
娘を守ることさえできなくなってしまったじゃないか。

母親の描いたアマビエの絵を見たり、
自宅屋上の鉢植えを見たりしたら、
母親は悪い人ではないとわかります。
私は母親と同い年であり、絵描きであるので、彼女の生活の仕方が理解できます。
アマビエの絵は美しい色で描かれてあり、鉢植えはまとめられて、
彼女のささやかな楽しみであったのがわかります。

夫の言うことが絶対的であり、
娘と夫の殺人計画に反発しようとも、
言うことを聞かねば生きていけない状況だったのではないかな。
これは、まだ、はっきりわかってないので、私の考えです。

被害者が、とんでもない男だったとしても、
罰を与えるには、この国の法律を利用する方法があったはず、
それなら、娘も夫婦も法律で守られたはず。
殺された男の被害者となった女性は何人かいて、
法律で罰せられたはずだ。

父親の患者さんたちのショックも大きいだろうに。
なぜ、最悪の始末の仕方をしたのか?娘が選んだのか?
今後の解明を待ちたいと思います。

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