昨日、ハハが自分のキーホルダーをなくした。
勿論家の鍵やら車のキーやら結構沢山鍵がついている。
ハハがその事に気が付いたのは夕方、愛犬の散歩にいく前だった。
「ねぇ、こっちに私の鍵なかった？」
「いや、知らないなぁ・・・ないの？」
ハハは隣に住んでいるため、たまにお互いの家を用事で行き来する事がある。
昨日はワタシはえらく体調が悪かった為
１階は全て施錠し、２階で寝ていた。
そのため、ハハは昼前にちょっとした用事でウチに来た時
ハハに渡してあるうちのスペアキーで開錠してウチにきた。
そのスペアキーもついているキーホルダーがないのだ。
勿論うちに持参してきたのだからうちに置き忘れた可能性もある。
でもワタシにはキーホルダーを見かけた記憶が全くないのだ。
２人で探しましたとも～。
バッグの中、犬小屋の屋根の上、洗面所、庭・・・。
果ては冷蔵庫の中（以前冷やしていたことがあった）や下駄箱のなかも。
でも、ない。でない。消えてしまった。神隠し？？？
仕方なくその場は諦めたが鍵が見当たらないというのはかなり気がかりな事だろう。
ハハは心配性なので、もしかして夜眠れなくなるかもしれない。
そうなると気の毒だ・・・。
ダンナさんが帰宅するとこの旨を伝えた。
ダンナさんは我が家では唯一他人（というのもナンだが
）である。
単純でせっかちなワタシや両親の性質を補えるのは
他の気質をもつダンナさんだろう。
でも結局、見つからなかった。
みな諦めて寝支度を始めた。
ワタシは入浴後、ピアノの練習をしていた・・・その時。
聞きなれたハハのキーホルダーについてる鈴の音がどこからか聞こえてきた。
まさか・・・幻聴？？そこまで思いつめていないハズだか・・・？
不審に思って２階へあがるとダンナさんがハハの鍵を握り締めて
実家へ内線電話をかけていた。
「そうなんですよ～。形状が似ているので間違えたんでしょう。犯人はわかりましたから。」
へっ？何のこと？？
「鍵、あったの～？」
聞くとワタシの手提げに入っていたという・・・
はて？？
推察するにハハがうちに置き忘れたキーホルダーを
ワタシが形状が似ている（２人とも鍵がむき出し）ため
間違えてしまってしまったのだろう、ということになった。
全く覚えがないワタシ・・・。
一体、いつそんなことをしたのだろう？？
１０時半に病院から帰ってきて以来
手提げには手も触れていないはずなのに
いくら体調が悪くて意識が朦朧としていたとはいえ、これだけ記憶がないなんてヘンだ。
ワタシは大丈夫なんだろうか・・・ちょっと心配
とにかく犯人はワタシでした・・・トホホ。
