二の腕

二の腕・・・。
育児経験者なら覚えがあると思うが
赤ちゃんを抱くとこの部分はなんとも逞しいものに変貌する。
最近、この部分が気になるときがある。

太いのは仕方あるまい・・・
子供を持った証、育児の勲章のようなものだろう。
（と無理に納得するようにしている・・・泣）
昨夜のNHK教育テレビで育児フォーラムのような番組が放送されていた。
「何も週末に重い番組は観なくても」
そう思って冒頭だけ観てやめたが
そこで「今の社会は子育てに優しいか」
なんていうことを問題提示していた。
優しいワケないだろー・・・と思って何気なく映像を眺めてたら
駅の階段をベビーカーをたたんで
子供を抱っこした若いお母さんが必死に登ろうとしている。
要するにエレベーターがないのだ。
（子供はまだお母さんが踏ん張ればよろしいが
　身体に障害をもつ人が１人だったらどうにもならない。）

ワタシもやりましたとも
ウチは年子、上のムスメが１歳１ヶ月の時（まだ歩けなかった）に
ムスコが生まれ、赤ちゃんが２人同時にいた時期があったので。
ベビーカーが通れないところは
ベビーカーをたたみ、クビがやっと座ったムスコをおんぶし、ムスメを抱き上げ・・・。
はぁ・・・もうできないヨ

だから二の腕が太いと軽蔑されようと気にしない。
ワタシは自分なりに必死だったのだ。その結果だ。

しかし去年のコンサートで半そでのセーターを着て演奏したら
ハハに「あんたの腕ふっといね～！」といわれた。
今年のコンサートの計画はまだ出ていないが
もしあるならば上半身の服装を考えなければならない。

去年もいったと思うがワタシの年が年である。
以前のようにありあわせの洋服では体のアラが丸見えだ・・・
そう思って去年は黒ロングスカートを購入。
本当は黒フォーマルのドレスが欲しかったのだが
やはり大したコンサートでもないので大げさ？と思い購入を踏みとどまった。
でも今となってはベーシックなドレスの方がよかったかなぁと思う。

ドレスのサイトを観ていても二の腕をカバーするようなデザインはほとんどない。
ボレロなどを合わせてカバーしてくれ～などとある。
しかしボレロは演奏上、袖が邪魔。
二の腕をさらすことがこんなに色んな障害になるなんて昔は思いも寄らなかった。

ワタシより上の年代の人は二の腕を振って
「ホ～ラ、振袖よ～」なんてお茶目にいっていらっしゃる。
ワタシも早くそう開き直れるようになりたいような
なりたくないような・・・。

今週の練習 ５月２２日

今週は何だかんだで４日しか練習できず・・・。
今夜もダンナさんが仕事で遅いので練習は断念。無念

今週はベートーベンソナタに集中的に取り組む。
最近ベートーベン作品のよさがわかってきたような気がするのだが
わかればわかるほどその骨太さについていくのが大変。
「ああ弾きたい、こう弾きたい」
という自らの欲求に対応できる音が出ず四苦八苦・・・。
今週いっぱいかかっても
１楽章ですら納得できる仕上がりにはならないと思う。
どーすっか・・・。

その合間にショパンのノクターンと武満徹の「遮られない休息」の練習。
こちらは時間を弾いていないわりには
新発見等があり、もうけものな気分。

で、レッスンは今週末。
今週も幼稚園の用事やムスコの耳鼻科通いの予定もあり時間はあまりないが
日常の生活の中でイマジネーションを膨らませて
練習に反映させていきたいと思う。