のんびり・・・いそいそ~(*くうかんあそび*付き)

なんとか音楽の勉強を続けているちょっと変な主婦兼ピアノ指導者兼ボランティア演奏者の日常。取り留めのない駄文揃い。

モッコウバラ

2005-05-02 08:55:35 | しょくぶつといきものとしぜん
庭にあるモッコウバラが満開になりました。

この花は野ばらのように小さくて黄色い花を咲かせます。
とても可憐な花です・・・が。

香りがほとんど、いや全くに等しいほどないのです。

食卓にも飾っていますが
香りがないのは食卓には、むしろふさわしいのかもしれません

でも、花はその芳香も魅力のうち。
これだけ素敵な花ならば、香りがあればなおさらいいのに
と毎年思います。

ちなみにモッコウバラ、今後激しいアブラムシ攻撃に遭います(泣)・・・。
「素敵~!!」とかいって
浮かれて摘み取るとアブラちゃんがゴッソリ付いています
こうなるともうだれもモッコウバラさんを摘み取るようなことはしません。

ただ庭で朽ちるのみです・・・。

An die Musik

2005-05-02 08:49:48 | おんがく
昨日のNHKFMでシューベルトの「An die Musik」(音楽に寄す)を
久しぶりに聴きました。
懐かしい~、この曲。

Du holde Kunst,in wieviel grauen Stunden,
wo mich des Lebens wilder kreis umstrickt,
hast du mein Herz zu warmer Lieb entzunden・・・・・・

悩みの時にいたりて 
われを慰む調べ
心に喜びわきて・・・・・・
(全音 シューベルト歌曲集より 小堀桂一郎訳詩)

学生の頃主専攻のピアノの他に副科として
バイオリンを2年声楽を1年取っていました。
声楽は教職免状取得の上では必修ということで
選択する人も多かったようですが
ワタシは自分のハスキーボイスが恥ずかしくて
1年しか取らなかったのです。

しかし声楽科の友達の歌を聴いているうちに
「自分もヘタでよいから歌ってみたい」と思うようになり
2年目で選択。
結果はとても楽しかったです。

実技レッスンは担当教官でずいぶん楽しさが変わります。
ワタシの担当の先生は幸い素敵な女性の先生でした。
初めはコンコーネ50番とイタリア歌曲集。
後半は教職選択の学生が多いとのことで
普通は日本歌曲を勉強することになっていました。

でもワタシは当時日本歌曲に全く魅力を感じず
(なぜかさっぱりわからない???今なら日本歌曲もいいと思うのだが)
先生にドイツリートを教えてくださるようにお願いした。
これもまた幸いにドイツリート専門の先生だったので
快諾していただき、数曲勉強した。

その中の1曲が「An die Musik」。
この曲は伴奏法でも使用した。
これまたウィーン帰りの結構有名な先生が教材として選択したのだ。
歌って、伴奏を弾いて・・・。
ある意味、この曲は歌曲の中ではマジメに勉強した唯一の曲かもしれない。
ちょっと少なすぎるなぁ~。いけない、いけない。