のんびり・・・いそいそ~(*くうかんあそび*付き)

なんとか音楽の勉強を続けているちょっと変な主婦兼ピアノ指導者兼ボランティア演奏者の日常。取り留めのない駄文揃い。

An die Musik

2005-05-02 08:49:48 | おんがく
昨日のNHKFMでシューベルトの「An die Musik」(音楽に寄す)を
久しぶりに聴きました。
懐かしい~、この曲。

Du holde Kunst,in wieviel grauen Stunden,
wo mich des Lebens wilder kreis umstrickt,
hast du mein Herz zu warmer Lieb entzunden・・・・・・

悩みの時にいたりて 
われを慰む調べ
心に喜びわきて・・・・・・
(全音 シューベルト歌曲集より 小堀桂一郎訳詩)

学生の頃主専攻のピアノの他に副科として
バイオリンを2年声楽を1年取っていました。
声楽は教職免状取得の上では必修ということで
選択する人も多かったようですが
ワタシは自分のハスキーボイスが恥ずかしくて
1年しか取らなかったのです。

しかし声楽科の友達の歌を聴いているうちに
「自分もヘタでよいから歌ってみたい」と思うようになり
2年目で選択。
結果はとても楽しかったです。

実技レッスンは担当教官でずいぶん楽しさが変わります。
ワタシの担当の先生は幸い素敵な女性の先生でした。
初めはコンコーネ50番とイタリア歌曲集。
後半は教職選択の学生が多いとのことで
普通は日本歌曲を勉強することになっていました。

でもワタシは当時日本歌曲に全く魅力を感じず
(なぜかさっぱりわからない???今なら日本歌曲もいいと思うのだが)
先生にドイツリートを教えてくださるようにお願いした。
これもまた幸いにドイツリート専門の先生だったので
快諾していただき、数曲勉強した。

その中の1曲が「An die Musik」。
この曲は伴奏法でも使用した。
これまたウィーン帰りの結構有名な先生が教材として選択したのだ。
歌って、伴奏を弾いて・・・。
ある意味、この曲は歌曲の中ではマジメに勉強した唯一の曲かもしれない。
ちょっと少なすぎるなぁ~。いけない、いけない。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
すき (れも)
2005-05-02 22:04:29
この曲1番もステキだけど

2番は感動して涙でちゃいますよね。

シューベルトって天才!

昔はそうでもなかったけど

最近シューベルト、シューマン好きです。



みゅーずさんってk井先生だっけ?

忘れてしまいました。

私はババテイだったけど・・・。

まだいるのかしら・・・・・・。
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シューベルト☆ (Matuszynska)
2005-05-03 03:02:26
「An die Musik」いい曲ですね。わたしも聞くたびに感動しています。それにウィーンで少年合唱団員が独唱したのを聞いた思い出があるので、とても懐かしいです。

声楽ですか。わたしも以前少々手を出しましたが、結局1曲もろくに仕上がらずに終わりました。日本歌曲なんかもう超~下手でしたヨ。



当時はロシアモノにこだわっていたので、グリンカの歌曲を無理やり1曲だけやらせてもらい、お情けで○もらいました~



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れもちゃん (みゅーず)
2005-05-03 14:43:12
2番まで歌詞チェックしてなかった~(これじゃ勉強したとはいえないじゃんね)

あとで見てみるね。そして泣いてみよう・・・。



ワタシの担当教官はN山助教授でした。副科の生徒は少なかったようです。エレガントで知的ないかにも声楽の先生といった方で、ヘンな先生が多いあの学校の中で尊敬できる数少ない先生でした。

ババティはワタシは・・・ちょっとニガテです
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Matuszynskaさん (みゅーず)
2005-05-03 14:48:02
Matuszynskaさんも声楽を勉強されましたか。声楽って素敵ですよね・・・上手な方の歌声を聴くと、心底羨ましくなります。残念ながらワタシは声の質がハスキーでクラシックでは歌は無理そうです(泣)。ジャズならいけるかもしれませんが・・・

(カラオケでは薬師丸ひろこの歌声によく似ているとはいわれるので、リクエストがかかる時もあるんですよ~)



グリンカの歌曲ははやりロシア語なのですよね?ロシア語、全く読めないので尊敬してしまいます。
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