ハリー・ポッターシリーズ最終巻『HARRY POTTER and the Deathly Hallows』の
ネタバレ読書メモです。
未読の方はご注意下さい。
記事タイトルよりあとの章についてのネタバレコメントはご遠慮下さい。
ここ、読み間違ってるぞ!というところがありましたら、ご教示いただけると助かります。
第24章です。記事を反転させてお読み下さい。
********************************************************************
マルフォイ屋敷から逃げる際、運悪く、ベラトリクスが投げたナイフが
刺さって亡くなってしまったドビー。
ドビーの埋葬シーン……ちょっと泣けました。
男の子たちが次々自分の衣服をドビーに着けてやって。
ルーナが、シンプルで素朴だけど、心のこもった弔辞を述べて。
ハリーが彫ってやった墓標には、‘a Free Elf’の文字。
はぁ……ドビー、安らかにね。
そして。
魔法を使わずに手でドビーの墓を掘っている間に、
どうやらハリーは頭の中がやたらクリアになって、
これから自分たちが何をなすべきか、そしてそのためには
何をはっきりさせなくてはならないか、
どんな障壁があるのか、
そういったことが全部わかっちゃったみたいです。
この章のハリーは、なんだかとても新鮮。
一言で言えば、大人、というか。
ドビーを失った悲しみ、怒り、それを荒れて発散させるのではなく、
静かに受け止めている。
そして、あることがわかった、と思っても、興奮したりいたずらに焦ったりすることなく、
さらに深く考えて、進むべき道を決めている。
いままでにない、ハリーの姿です。
また一段、一段どころか数段、階段を昇ったんだね。
傷跡の痛みも、すっかりコントロールできるようになったみたいだし。
さて、その、ハリーがわかったこととは何か。
もう一つのHorcruxの在処と、the Elder Wandの在処です。
そして、the Elder Wandの方は、ヴォルデモートがいまにもそれを手に入れようとしていることが
わかっていながら、ハリーはあえてそちらを取らず、
ダンブルドアに言われたとおり、Horcruxを追う方を選びました。
この選択にも大人を感じるねー。
ま、Wandの方は、追おうにも、間に合いっこなかった、というのもありますけどね。
いやーそれにしても、こうやって読むまでわからなかった。
一番最近のWandの所有者がダンブルドアだってこと。
でも、前の持ち主がグリンデルバルドだったってことがわかった時点で、
気がつかなくちゃならなかったんだよねー。
グリンデルバルドを倒したのはダンブルドアなんだから。
当然Wandは勝者=ダンブルドアの手に渡ってるはず。
あー、何で気がつかなかったのか、私。
とすると、ダンブルドアが死んだのはこのためですか?
自分と一緒に、the Elder Wandを永久に葬り去ろうとしたの?
いやー、どうかなー。それでも納得いかないなー。
だって、現にちょっと調べただけで、ダンブルドアが持ってるってことがわかっちゃったわけでしょ。
墓をあばくことくらいヴォルデモートが躊躇するはずないから、
自分と一緒にWandも葬り去れると思うのはちょっと甘すぎるよね。
やっぱり、他に理由があるんだろうな、ダンブルドアが死んだの。
見当もつかないけど(なかったら怒るぞ)。
さて、この章ではまたハリドラーさん狂喜乱舞!の展開が。
(最後だからファンサービスですか、ローリングさん?)
奪ってきたドラコの杖、ハリーにピッタリだってオリバンダー老のお墨付きもらっちゃったよ
勝ち取った杖は勝ち取った者のものになるって、the Elder Wandだけじゃなく、
すべての杖にある程度共通する性質なのね。
(ただ、今回の場合、シャンデリアが落ちてきて、頭だか顔だかを押さえて呆然としてる
ぼっちゃんの手からひったくってきただけなんだから、
「勝ち取った」といえるのかどうか…?)
このことを初めとして、オリバンダー老へのインタビューで、杖について
いままで知らなかったことがいろいろわかったわけですが、
同時にわからないこともまたいろいろ出てきたわけで。
うーん……杖についての謎も、最後までには全部わかるんでしょうか。
(どうしてハリーの杖が第4章でひとりでに動いたか、とか。)
ネタバレ読書メモです。
未読の方はご注意下さい。
記事タイトルよりあとの章についてのネタバレコメントはご遠慮下さい。
ここ、読み間違ってるぞ!というところがありましたら、ご教示いただけると助かります。
第24章です。記事を反転させてお読み下さい。
********************************************************************
マルフォイ屋敷から逃げる際、運悪く、ベラトリクスが投げたナイフが
刺さって亡くなってしまったドビー。
ドビーの埋葬シーン……ちょっと泣けました。
男の子たちが次々自分の衣服をドビーに着けてやって。
ルーナが、シンプルで素朴だけど、心のこもった弔辞を述べて。
ハリーが彫ってやった墓標には、‘a Free Elf’の文字。
はぁ……ドビー、安らかにね。
そして。
魔法を使わずに手でドビーの墓を掘っている間に、
どうやらハリーは頭の中がやたらクリアになって、
これから自分たちが何をなすべきか、そしてそのためには
何をはっきりさせなくてはならないか、
どんな障壁があるのか、
そういったことが全部わかっちゃったみたいです。
この章のハリーは、なんだかとても新鮮。
一言で言えば、大人、というか。
ドビーを失った悲しみ、怒り、それを荒れて発散させるのではなく、
静かに受け止めている。
そして、あることがわかった、と思っても、興奮したりいたずらに焦ったりすることなく、
さらに深く考えて、進むべき道を決めている。
いままでにない、ハリーの姿です。
また一段、一段どころか数段、階段を昇ったんだね。
傷跡の痛みも、すっかりコントロールできるようになったみたいだし。
さて、その、ハリーがわかったこととは何か。
もう一つのHorcruxの在処と、the Elder Wandの在処です。
そして、the Elder Wandの方は、ヴォルデモートがいまにもそれを手に入れようとしていることが
わかっていながら、ハリーはあえてそちらを取らず、
ダンブルドアに言われたとおり、Horcruxを追う方を選びました。
この選択にも大人を感じるねー。
ま、Wandの方は、追おうにも、間に合いっこなかった、というのもありますけどね。
いやーそれにしても、こうやって読むまでわからなかった。
一番最近のWandの所有者がダンブルドアだってこと。
でも、前の持ち主がグリンデルバルドだったってことがわかった時点で、
気がつかなくちゃならなかったんだよねー。
グリンデルバルドを倒したのはダンブルドアなんだから。
当然Wandは勝者=ダンブルドアの手に渡ってるはず。
あー、何で気がつかなかったのか、私。
とすると、ダンブルドアが死んだのはこのためですか?
自分と一緒に、the Elder Wandを永久に葬り去ろうとしたの?
いやー、どうかなー。それでも納得いかないなー。
だって、現にちょっと調べただけで、ダンブルドアが持ってるってことがわかっちゃったわけでしょ。
墓をあばくことくらいヴォルデモートが躊躇するはずないから、
自分と一緒にWandも葬り去れると思うのはちょっと甘すぎるよね。
やっぱり、他に理由があるんだろうな、ダンブルドアが死んだの。
見当もつかないけど(なかったら怒るぞ)。
さて、この章ではまたハリドラーさん狂喜乱舞!の展開が。
(最後だからファンサービスですか、ローリングさん?)
奪ってきたドラコの杖、ハリーにピッタリだってオリバンダー老のお墨付きもらっちゃったよ
勝ち取った杖は勝ち取った者のものになるって、the Elder Wandだけじゃなく、
すべての杖にある程度共通する性質なのね。
(ただ、今回の場合、シャンデリアが落ちてきて、頭だか顔だかを押さえて呆然としてる
ぼっちゃんの手からひったくってきただけなんだから、
「勝ち取った」といえるのかどうか…?)
このことを初めとして、オリバンダー老へのインタビューで、杖について
いままで知らなかったことがいろいろわかったわけですが、
同時にわからないこともまたいろいろ出てきたわけで。
うーん……杖についての謎も、最後までには全部わかるんでしょうか。
(どうしてハリーの杖が第4章でひとりでに動いたか、とか。)
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