ハリポタ最終巻読書記録、約一年ぶりに再開いたしました。
まず注意書きから。
ハリー・ポッターシリーズ最終巻『HARRY POTTER and the Deathly Hallows』の
ネタバレ読書メモです。
未読の方はご注意下さい。
記事タイトルよりあとの章についてのネタバレコメントはご遠慮下さい。
ここ、読み間違ってるぞ!というところがありましたら、ご教示いただけると助かります。
わたくしが読んでいるのはUK版でして、日本語版は読んでおりません。
手元にもないので、よくわからないところがあっても日本語版で確認していません。
なのでおかしいよ、というところがあったらぜひ教えてください。
それ以外のコメントも、いただけると大変嬉しいです。
いままで書いた分にコメントくださるのも大変嬉しいです。
ずいぶん昔の記事だし。。なんてご遠慮なさらないでください。
日本語版読み終わって、余韻に浸りつついろいろ検索してここにも立ち寄ってくれたアナタ、
ぜひコメントしてください。メールでもいいし。通りすがりで全然かまいません。
(ただ、ネタバレにだけはお気をつけてくださいね。。。
私、まだ最後まで読んでいないのです。お願いします。
その記事でレビューしている章までのネタバレはOKです。)
それでは第33章です。記事を反転させ。。る必要ももうないかもしれませんが、
いままでずっとそうしてきたので今後も反転表示します。
クリックアンドドローしてお読み下さい。
********************************************************************
→→→スネイプ先生。スネイプ先生ーーー
「ベルサイユのばら」って往年の名作漫画がありますね?
「オスカル・フランソワ」というキャラクターがいますね?
(ふらんそわがいま腐乱曽和と変換されました。許さんATOK)
主人公にして、多彩な登場人物の中でダントツの人気を博した男装の麗人。
彼女、あろうことか物語が終わるちょっと手前でしんじゃうんですよね。
フランス革命の戦闘のさなかでしんでしまう。
だけど物語はもう一人の主人公であるマリー・アントワネットが断頭台に上がるまで、
もうちょっと続くんです。
……どーでもよかったなー、そこ。
オスカルがしんじゃったのよ?
もうあとはなにがどうなろうが知ったこっちゃなくない?
マリー・アントワネットとフェルゼンがどーなろーが、どーでもよくない?
異論は様々おありでしょうが、初めて「ベルサイユのばら」を読んだときの私は、
そういう心境でした。
で、ハリポタにもどりますが、スネイプ先生が逝ってしまったいま、
それに近い心境でおります。
私にとって一番大事なキャラクターはハリーですから
さすがに「全部どーでもいい」とまでは思わないんですが、
なんか気が抜けちゃったなぁ……
すっごいしぼんでます。大丈夫か、私。最後までいけるのか。がんばります。
いまわの際、スネイプから流れ出た「記憶」を持って、ハリーは校長室に急ぎます。
「憂いの篩」に記憶を注ぎ込み、ハリーはスネイプが最後に託した記憶の中に入ります。
セブルスとリリー・ペチュニアの姉妹はホグワーツ入学前から出会っていたこと。
ペチュニアが魔法界にあれほどまで反感を持つようになったのは憧れの裏返しであったこと。
在学中、セブルスはリリーを愛しながらもどんどん闇の魔法に傾倒していったこと。
17年前、ヴォルデモートがポッター一家を襲う直前にセブルスがこちらに寝返ったのは、
リリーを助けたい一心だったこと。
結局リリーをしなせてしまった悔恨から、
彼女が命を賭して守ったハリーを見守っていくことを決意したこと。
Gauntの指輪を破壊したときに受けた呪いのために余命幾ばくもないダンブルドアが、
スネイプに自分をあやめるよう頼んでいたこと。
ここまでは、「なーるほーどねー」とか「あーそうだったのー」
とかいう感じでゆるゆると読んでたんですが、問題はその次。
なっ、なにぃ?!
ハリーの中にもヴォルデモートの魂がッ?!
ヴォルデモートにハリーをころさせないと、ヴォルデモートを滅ぼすことはできない?!
まーーーじーーーでーーーー?!
そういえば読んだことあるわ、7巻が出る前に、どっかでこういう説。
7コのHorcruxのうち一つはハリー自身なんじゃないかって。
ゴドリックの谷でハリーの両親をあやめたときにできたHorcruxは、
ナギニじゃなくてハリーなんじゃないかって。
おお、なんて説得力のある説なんだ!とそれ読んだとき感心したことを覚えてる。
でもダンブルドアが7個目の魂はヴォルデモート自身の中だっていってたから、
その説はなくなったかな、って思ってたんだけど、
ヴォルデモート自身も知らない8個目があったんだ!
おぉー、ダンブルドアの狸オヤジめー!
それを聞いたスネイプ先生の要約のしかたもすごいよね、
「ちょうどいい時にしんでもらうためにいままであの子を生かしておいたわけですか。
用の豚と同じじゃないですか」って
それでまたダンブルドアもそれを否定しないんだよ
をいーーー しょっくーーーしょっきんぐーーーー
でね、ダンブルドアがそれには返事をしないで代わりに言うのがね、
「しかしホロリとさせるのう、セブルス。
なんだかんだ言って、お前さんもあの子を心配するほどになったか」
なんだよね。
で、それを聞いたスネイプ先生が、
「あの子を心配ですって?」って叫んだかと思うと、パトローナスを、銀色の牝鹿を、出すの。
そしたらさすがのダンブルドアも、涙ぐむんだよぉ
そしてそして、
“After all this time?” (やっぱりいまでもかね)
“Always.” (ずっと変わりません)
だーーーー
号泣。村野、号泣です。
なんて情の深いお方なんでしょう、スネイプ先生。
そして、これだけリリーを愛してるのに
その忘れ形見のハリーのことはどうしても好きになれないって、
なんて難儀な性格してらっしゃるんでしょう、スネイプ先生。
あああ、おいたわしい……
7巻の映画化が楽しみだなー。
このあたりを演じるアラン様を早く見たい。
でも期待はずれに終わる予感も大いにするな。
映画でのスネイプ先生は、これまでただの「いけすかない先公」って扱いだから。
せっかくアラン様を使っておきながら、もったいない。
第19章で森の中でハリーたちが出会った銀色の牝鹿は
やはりスネイプ先生のパトローナスだったことがわかったところで
スネイプ先生の記憶は終わり。
「憂いの篩」から出たハリーは、篩の中でいた部屋と同じ部屋に帰ってきて、
そのもどってきた部屋のドアをたったいまスネイプ先生がぴしゃりと閉めて
出ていったような錯覚を覚える。
…………はぁー。これでスネイプ先生、ホントにホントに退場かぁ。
がっっかりだよー……
まず注意書きから。
ハリー・ポッターシリーズ最終巻『HARRY POTTER and the Deathly Hallows』の
ネタバレ読書メモです。
未読の方はご注意下さい。
記事タイトルよりあとの章についてのネタバレコメントはご遠慮下さい。
ここ、読み間違ってるぞ!というところがありましたら、ご教示いただけると助かります。
わたくしが読んでいるのはUK版でして、日本語版は読んでおりません。
手元にもないので、よくわからないところがあっても日本語版で確認していません。
なのでおかしいよ、というところがあったらぜひ教えてください。
それ以外のコメントも、いただけると大変嬉しいです。
いままで書いた分にコメントくださるのも大変嬉しいです。
ずいぶん昔の記事だし。。なんてご遠慮なさらないでください。
日本語版読み終わって、余韻に浸りつついろいろ検索してここにも立ち寄ってくれたアナタ、
ぜひコメントしてください。メールでもいいし。通りすがりで全然かまいません。
(ただ、ネタバレにだけはお気をつけてくださいね。。。
私、まだ最後まで読んでいないのです。お願いします。
その記事でレビューしている章までのネタバレはOKです。)
それでは第33章です。記事を反転させ。。る必要ももうないかもしれませんが、
いままでずっとそうしてきたので今後も反転表示します。
クリックアンドドローしてお読み下さい。
********************************************************************
→→→スネイプ先生。スネイプ先生ーーー
「ベルサイユのばら」って往年の名作漫画がありますね?
「オスカル・フランソワ」というキャラクターがいますね?
(ふらんそわがいま腐乱曽和と変換されました。許さんATOK)
主人公にして、多彩な登場人物の中でダントツの人気を博した男装の麗人。
彼女、あろうことか物語が終わるちょっと手前でしんじゃうんですよね。
フランス革命の戦闘のさなかでしんでしまう。
だけど物語はもう一人の主人公であるマリー・アントワネットが断頭台に上がるまで、
もうちょっと続くんです。
……どーでもよかったなー、そこ。
オスカルがしんじゃったのよ?
もうあとはなにがどうなろうが知ったこっちゃなくない?
マリー・アントワネットとフェルゼンがどーなろーが、どーでもよくない?
異論は様々おありでしょうが、初めて「ベルサイユのばら」を読んだときの私は、
そういう心境でした。
で、ハリポタにもどりますが、スネイプ先生が逝ってしまったいま、
それに近い心境でおります。
私にとって一番大事なキャラクターはハリーですから
さすがに「全部どーでもいい」とまでは思わないんですが、
なんか気が抜けちゃったなぁ……
すっごいしぼんでます。大丈夫か、私。最後までいけるのか。がんばります。
いまわの際、スネイプから流れ出た「記憶」を持って、ハリーは校長室に急ぎます。
「憂いの篩」に記憶を注ぎ込み、ハリーはスネイプが最後に託した記憶の中に入ります。
セブルスとリリー・ペチュニアの姉妹はホグワーツ入学前から出会っていたこと。
ペチュニアが魔法界にあれほどまで反感を持つようになったのは憧れの裏返しであったこと。
在学中、セブルスはリリーを愛しながらもどんどん闇の魔法に傾倒していったこと。
17年前、ヴォルデモートがポッター一家を襲う直前にセブルスがこちらに寝返ったのは、
リリーを助けたい一心だったこと。
結局リリーをしなせてしまった悔恨から、
彼女が命を賭して守ったハリーを見守っていくことを決意したこと。
Gauntの指輪を破壊したときに受けた呪いのために余命幾ばくもないダンブルドアが、
スネイプに自分をあやめるよう頼んでいたこと。
ここまでは、「なーるほーどねー」とか「あーそうだったのー」
とかいう感じでゆるゆると読んでたんですが、問題はその次。
なっ、なにぃ?!
ハリーの中にもヴォルデモートの魂がッ?!
ヴォルデモートにハリーをころさせないと、ヴォルデモートを滅ぼすことはできない?!
まーーーじーーーでーーーー?!
そういえば読んだことあるわ、7巻が出る前に、どっかでこういう説。
7コのHorcruxのうち一つはハリー自身なんじゃないかって。
ゴドリックの谷でハリーの両親をあやめたときにできたHorcruxは、
ナギニじゃなくてハリーなんじゃないかって。
おお、なんて説得力のある説なんだ!とそれ読んだとき感心したことを覚えてる。
でもダンブルドアが7個目の魂はヴォルデモート自身の中だっていってたから、
その説はなくなったかな、って思ってたんだけど、
ヴォルデモート自身も知らない8個目があったんだ!
おぉー、ダンブルドアの狸オヤジめー!
それを聞いたスネイプ先生の要約のしかたもすごいよね、
「ちょうどいい時にしんでもらうためにいままであの子を生かしておいたわけですか。
用の豚と同じじゃないですか」って
それでまたダンブルドアもそれを否定しないんだよ
をいーーー しょっくーーーしょっきんぐーーーー
でね、ダンブルドアがそれには返事をしないで代わりに言うのがね、
「しかしホロリとさせるのう、セブルス。
なんだかんだ言って、お前さんもあの子を心配するほどになったか」
なんだよね。
で、それを聞いたスネイプ先生が、
「あの子を心配ですって?」って叫んだかと思うと、パトローナスを、銀色の牝鹿を、出すの。
そしたらさすがのダンブルドアも、涙ぐむんだよぉ
そしてそして、
“After all this time?” (やっぱりいまでもかね)
“Always.” (ずっと変わりません)
だーーーー
号泣。村野、号泣です。
なんて情の深いお方なんでしょう、スネイプ先生。
そして、これだけリリーを愛してるのに
その忘れ形見のハリーのことはどうしても好きになれないって、
なんて難儀な性格してらっしゃるんでしょう、スネイプ先生。
あああ、おいたわしい……
7巻の映画化が楽しみだなー。
このあたりを演じるアラン様を早く見たい。
でも期待はずれに終わる予感も大いにするな。
映画でのスネイプ先生は、これまでただの「いけすかない先公」って扱いだから。
せっかくアラン様を使っておきながら、もったいない。
第19章で森の中でハリーたちが出会った銀色の牝鹿は
やはりスネイプ先生のパトローナスだったことがわかったところで
スネイプ先生の記憶は終わり。
「憂いの篩」から出たハリーは、篩の中でいた部屋と同じ部屋に帰ってきて、
そのもどってきた部屋のドアをたったいまスネイプ先生がぴしゃりと閉めて
出ていったような錯覚を覚える。
…………はぁー。これでスネイプ先生、ホントにホントに退場かぁ。
がっっかりだよー……
よんだよ、りんさん。
おわっちゃったよーーー(寂)
スネイプはダンブルドア側ってのはモヤモヤと
予感してたんだけど、
こんなことだと思わなかった…
少しは愛せよー リリーに生き写しの息子をー
なんかもう、ジェームズむかつく(笑)
年末静岡に帰ったら「賢者の石」から読み直すわ…
(全巻実家にあるしー)
なにこの焦燥感…
じゃ、またくるね…(笑)
終わっちゃったかー。私まだ(笑)。
この期に及んでまーだ終わるのいやで、グズグズと引き延ばしてます。
ウン、スネイプ先生側に立ってみると、ジェームズはムカつくね(笑)。
ジェー・シリコンビ、ムカつくね。
ヒーローのまぶたの父をこういうキャラにしちゃうローリングさん、
一筋縄じゃいかないお方だと思います。
あー、1巻から七巻まで一気読みするの、いいかもね。
あー、そういうことだったのか!っていうところがいっぱいありそう。