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ー いつも模索しながら ー

オジサンがのこのこ「京絞り展」へ

2014年04月19日 | 日記

19日(土)、カット照りつける暑い天候になりました。朝方寒さのあった山間の地域もあったと聞きますが、大阪市内は暑いだけ。

夕方、ボランティア帰りに大阪市天王寺区を歩いていて、”京の絞り職人展”の幡を見つけました。小さな街角の展示場です。デパートの特設展と違って、こういう時には職人と話ができる時もあり、時どき入って作品を見ています。特別な仕事経験のない”オジサン”はあまり入らないですが。私は仕事経験はないのですが特に江戸、京ということになると色遣いや、配色に妙に魅力を感じます。絞り染め(しぼりぞめ)とは、布の一部を縛るなどの方法で圧力をかけ各種の染料が染み込まないようにすることで模様を作り出す模様染めの技法の一つです。絞りと略されるようです。ここの展示会では小物以外は童謡や民謡に関係する絞りしか展示されていませんでした。歴史的には、京絞り以外に地方絞りというのもあったそうで、今は愛知と九州の一部に残るだけだそうです。木綿に藍染めする方式が残っているので分かるでしょう。京都に残る友禅などは、絞りより後年、糊で防染する新しい技法が出来てこれを言うらしく、古くからある絞りとは関係がないようです。今日は、京絞りの職人さんと話がしたかったのですが一人だし、先客の中年婦人が長話しているので、待っていることができませんでした。残念がら展示品はあまりすごいなと思われるモノはありませんでしたね。もっと、伝統ある絞りについてしっかりしたモチーフを考える時代です。

             テーマは荒城の月と水車小屋


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