楽しく愉快な人生を

ー いつも模索しながら ー

日本ではどうして「第九」がこれほど

2012年12月16日 | 日記

16日(日)は温かく晴れました。気温もかなり上がったと思います。

今日は、ワイフと協同作業で、毎年末の年賀状を意識した知人・親戚のリスト整理をしました。一日カンズメで移転や訃報、親族の情報を整理しました。約200件もリスト内容がありますので、「ああでもない、こうでもない」とやっていると時間が分からないことになり、気づくともう夕飯時になっていました。やや遅い夕飯をとっている時にBS-TVで東京フィルハーモニーオーケストラがベートーヴェン交響曲9番(ダイク)をやっていました。日本では、何故か年末にこの曲が聴かれます。先日知り合いのコーラス好きの女性(78歳)が言っていたのは「私、今ダイクを唄うために色々練習に行くの」でした。私が「第九もいいけど、退屈で70分も聴かされるのは、肩がこるよね」というと「そうよ、唄う方もコーラスが入るまで緊張で長時間待つのも大変です」と言っていました。この曲が初演で成功した割には、評論家たちの「退屈で長すぎ」とか「騒がしいだけ」等の不評で近代になるまで低迷したと聞きます。ワグナー等の努力で、だんだんと理解されて評判が上がってきたと言います。日本では大戦後のある年末「よろこびの歌」として取り上げられ、この東京フィルOがはじめて演奏してそれから年末歌としてお祭り好きの皆さんが取り上げるようになったようです。でもオーケストラの合奏と声楽を取り込んだベートーヴェンには頭が下がります。写真はいずれもBS-TV画面からの拝借です。

 

                                       


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