12日(火)は急に寒くなりました。気温低下の予測だったので、掛け布団もパジャマも冬物に変えました。これは少々やりすぎで、朝汗をかいていました。朝外出する若い人はダウンコートの人が目立ちました。私はVネックのヴェストの上に合いのブレザーで寒くありませんでした。
大阪なんばで「関西各地の産地直送品特売売り場」で、先日にも買った”柿”をまた買ってきました。これは、紀ノ川あま柿だということです。普通の柿よりやや高価でした。切断してみたら、中身が黒いのが特徴です。中身が黒い柿など私は幼いころから食べたことはありませんでした。そういえば、農家の方の話では、渋柿を焼酎など使って甘くするいわゆる”甘がき化柿”=合わせ柿にするにはいろいろな方法があると聞きました。この紀ノ川あま柿は産地直送でもあり自然で取れた柿であると信じていました。黒い中身(果実)を見て不思議な柿だなと思っていました。確かに甘い味です。名前の付け方も珍種で突然変異なのかもしれないと、産地で自然に採れるものと思っていました。今日私自身が買って帰ったこの柿のことをHPやその他で調べてみました。
説明では「平核無柿が色づき始める前に、脱渋効果のある固形アルコールの入ったビニール袋を一つひとつの柿に被せ、そのまま置いておく。その後、袋の下半分を切り取り、柿が色づいて完熟するのを待って収穫している。」 ということでした。科学的(化学的)になぜ果実が黒色に変化するのか、説明がある所はありませんでした。やはりアルコールの脱渋効果を使っているのでしょうか。「自然になっている時に固形アルコール」を使って完熟までさせるのは、自然といえるのかも。でも手間暇かけて、大きな柿を歩留まりの悪い完熟までさせた”渋柿をここまで持ってきた技能”は立派なものだと思いました。美味しくいただきました。 下の写真は家にあった普通サイズの下側の富有柿(甘柿)に比較しても大きな紀ノ川あま柿(上側)でした。