10日(月・祝)、少々風はありましたが、快晴になり、お出かけ日和になりました。
3年前まで市民会館と言っていた建物が改築され大きくなり、豊中市立文化芸術センターとして完成しました。その開設儀式とイベントがあるとの チケット をいただきました。あまり気は進みませんでしたが、チケットをいただいたワイフの手前出かけました。儀式や無駄なイベントが続く中で、関係する2件は印象に残りました。
1件目は,豊中市は、なんと平成27年度文化庁長官表彰(文化芸術創造都市部門)の受賞をしていること。大阪地区では初めてだということです。東京から来た長官が市長に表彰状を手渡す場面がありました。豊中はそういう街になったのでしょうか。
もう1件は、このセンター大ホールは樹木素材を使った構造であり、ホールの音響や雰囲気はその構造環境になっているとのこと。さらに大阪大学豊中キャンパスでここのステージの大緞帳デザインをコンピューターで基本的にデザインしたそうです。それも2009年ノーベル物理学賞受賞の故・南部陽一郎さん(豊中名誉市民)の素粒子研究持論「対称性の自発的破れ」をテーマに宇宙を忍びデザインした結果だと上下移動式大緞帳の披露がありました(上の写真)。豊中に関連するピアニスト、芸人、アナウンサー、合唱団、チアリーダー、吹奏楽などの演奏もありましたが、私はこの2件に注目でした。これは、将来とも市の性格を決める大事な出きごとだと思うからです。