眺めのいい部屋

人、映画、本・・・記憶の小箱の中身を文字に直す作業をしています。

『レヴェナント:蘇えりし者』 

2017-03-04 10:58:34 | 映画・本
言い古されたことばかり書いた「ひとこと感想」その20。 アメリカ開拓時代のリアルな?様相・物語を初めて観た気がした映画。いわゆる「西部劇」ではなく、実話を題材にしたある種の「歴史劇」を見せてもらったという印象で、当時のアメリカでの日常の厳しさ(情け容赦の無さ)、どことどこが敵対しているのか、そもそも敵はどこから現れるのか、常にアンテナを張って考えを巡らし、機転を利かさないと死に直結すると . . . 本文を読む
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夢を追いかけて ・・・・・ 『ラ・ラ・ランド』

2017-03-03 12:42:01 | 映画・本
家族全員が(別々に)観た映画で、後からいろんな感想が聞けて面白かった。「枠組みはいわゆるハリウッドのミュージカルかもしれないけど、オマージュだのレスペクトだのは僕にはわからないから・・・要するに、あれってぼくらの同類(オタク人種)?が自分の好きなもの詰め込んで作ってるんだってのは、観ながらず~っと思ってたよ。(もちろん僕が勝手にそう思うだけだけど)」「夢は叶うと夢じゃなくなる。叶ったときには違う何 . . . 本文を読む
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『さよなら、人類』

2017-03-01 17:25:00 | 映画・本
長くなった「ひとこと感想」その19。結構長いメモが残っていたので、そのまま引用すると・・・「免許の更新に早朝から出かけ、その帰りに小さな映画館で観た。一貫したストーリーというほどのものはなくて、何を意味してるのかわかるようなワカラナイよーな1シーン1カットの映像(39シーンも!)を、ただじっと見つめていた。退屈といえば退屈なのかもしれないけれど、こういう好奇心だけ持って見ていればいいような映画も、 . . . 本文を読む
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『恋人たち』

2017-03-01 16:35:12 | 映画・本
かなり偏った?「ひとこと感想」その18。(結末にも触れています)メモには、「昨夜の熊本の地震(震度7)のことが頭から離れず、何も手につかない感じで、とにかく外に出て歩こうと」とだけ。気づいたら小さな映画館の近くまで来ていて、めぐり合わせ?で観た映画だったらしい。タイトルから連想するような内容じゃないだろうというのは、予告編からも、これまでに観た橋口監督の作品からもわかっていたことで、元々この監督さ . . . 本文を読む
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