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マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

今度は、横取りシスター出現?!

2006年07月02日 20時29分52秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)


昨日は飯のコースの(第6回)がありました。

このクラスは、本当に愉快なメンバーばかりで笑い声が絶えない、というより、抱腹絶倒なシーンが満載の楽しい楽しいクラスです。

今回のメニューは、三色丼、季節の変わり酢の物、桃のジュレ、お手当ての《小豆かぼちゃ》です。





三色丼は、豆腐をフライパンで煎り卵風にくちなしの実で黄色い色に仕上げたものと、干し椎茸のみじん切りと大豆タンパクのミンチ風のものを炒めて醤油で味付けしたもの、隠元豆の笹切りの生姜出汁醤油のお浸しの三種類を用意します。隠し味に、玉ねぎの蒸し煮に出汁醤油で味をつけ葛を引いたものをご飯のうえにのせその上に三色の具をのせます。

玉ねぎの甘味がうれしい、食欲すすむ丼です。


季節の変わり酢の物は、柚子酢の香りと林檎ジュースの甘味がおいしい、胡瓜の酢の物です。飾りつけはうんとお洒落に。酢の物には見えないでしょ。高野豆腐とトマト、乾燥無花果、胡瓜の種の部分と三つ葉をざくざく切ってオリーブオイルと塩でさっと和えたグリーンを飾り付けます。
ソースは、オレンジマーマレードに和え酢をブレンドしたものと、甘酒に和え酢をブレンドした2種類。残りの和え酢に葛を溶かしジュレにして上から和え酢を絡めます。この季節に、さっぱりと酸っぱすぎず甘すぎず、とてもまろやかな酢の物です。


  

  



汽車あり蝶ちょありの、9作品。思い思いに飾り付けました。


        試食前の記念撮影です。みんな頑張ったものね。



と、その影でこっそり院長のカレーライス(野菜カレー)にむしゃぶりついている、お代わりシスターズの片割れが・・・。その常軌を逸した行動は、その名も横取りシスター!!





そんなに可愛い笑顔作ってもだめです。次はおねだりシスターになっていますよ。





 桃のジュレは、桃の水煮を桃ジュース100%に寒天を溶かして。
切り分けたら好みの飾りつけ。甘酒ソースをかけます。

ひんやり冷たくて優しい甘さのデザートです。


今回のお手当ては、小豆かぼちゃ。小豆の炊き方の陰陽や小豆かぼちゃの効能をお話いたしました。おぜんざいのように汁がしゃばしゃばの状態で汁ごと頂くほうが効果的。煮詰めてしまうとおかずになってしまいます。(関西と関東の違いがありますが、お手当てとしてのいただき方は関西の方が効果絶大だそうです)朝晩、お椀に半膳づついただきます。糖尿病の特効薬。腎臓のお手当てに使います。

小豆は月に2回ほどはいただきたいですね。一日と十五日に頂く赤飯は昔の人の生活の智慧なんですね。