それぞれのベンダーが標準仕様での相互運用性をうたっていることに期待をしつづけている。しかし何がほんとうに普及するストレージ技術なのかがまだ見極められない。
生き残るストレージ技術,消えていくストレージ技術
ストレージ業界の革新は止まりそうにない。新しい標準技術や新しい管理手法が次々と生まれている。例えば,2004年10月末には業界団体SNIA(Storage Networking Industry Association)とINCITS(InterNational Committee for Information Technology Standards)が,「SMI-S(Storage Management Initiative Specification)」というストレージ管理インターフェースの仕様を新たなINCITS標準として承認したと発表した。同じころ「SAS(シリアル接続ストレージ)」の仕様が最終案に近づき,それに準拠した製品が遅くとも2005年の第1四半期に登場する予想される。