「現在インターネットにいくら使っているかご存知ですか?」の広告の中で、
ADSL回線「NTT基本料金1,750円、Yahoo!BB8Mで3,282円 合計5,032円」
有線ブロードバンド光回線「通信料・接続料、プロバイダ込み超高速100Mbpsで、2,980円のみ」
このような比較広告をして許されるのだろうか?これは、ウェブ上での広告ページ以上に誇大広告であろう。「参照:
IP電話 料金 USEN」
インターネット利用の比較であれば、3,282円と2,980円の差。通常に電話も支障なく使えることを条件として、5,032円と、2,980円+1,750円で比較すべきだろう。
確かにインターネットを利用するためには、固定電話の契約は要らないかもしれないが、「YahooはNTT基本料金がいるが、USENはいらない」というのはどういう比較なのか?
YahooにはNTT基本料金が含まれているから固定電話で電話をかけられるが、Usenは固定電話の契約がなくても、どこにでも電話がかけられるなら話しは別だが。
USENでは、IP電話の契約はあるが、別料金である。
USENでIP電話を使うためには、IP電話の基本料294円、TAレンタル料420円がかかる。提携IP電話事業者がないから、無料通話できる相手はUSENのユーザのみ。緊急電話や、他のIP電話への発信も着信もできない。「参照:
USENのIP電話」
交換局で100Mbpsのルータに相当数の共有をした上、マンションの入り口まで100Mbpsの共有で、かつ、VDSLで電話線を使うために54Mbpsしかでないのに、100Mbpsで日本最速と宣伝するプロバイダがあるがこれは、誇大広告とならないのか?
交換局から1Gbpsを最大32回線で共有するサービスと同じように、100Mpbsを相当数で共有し物理的にも最大54Mbpsというサービスを「日本最速の光ファイバ、最大100Mbps」という宣伝をして許されるのだろうか。
一般の人に、これらのサービスと区別がつくような説明をしていかないと、騙されるユーザがあとを絶たない。
インターネット接続の料金比較では、今後2年間での総費用比較でも、Bフレッツ+Niftyのほうが、安くなっている。IP電話、公衆無線LANとか色々使うことが想定されるなら、基本料金比較でちょっと安いからといって選択すると痛い目にあうと思われる。