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IT技術を活用した効率化、Security対策や快適なLifeStyleのためのNewsのClipや実践メモを綴ります。

☆ JST失敗知識データベース ☆ 科学技術分野の 事故や 失敗の 知識と 教訓

2005-03-26 09:53:45 | 図書館業務・レファレンス
なかなか役立ちそうなデータベースです。レファレンス情報だけでなく、このようなシナリオや実例に基づいて情報を蓄積して再利用できるようにすることが大切ですね。
☆ JST失敗知識データベース ☆ 科学技術分野の 事故や 失敗の 知識と 教訓
失敗知識データベースは、科学技術分野の事故や失敗の事例を分析し、得られる教訓とともにデータベース化したもので、科学技術振興機構(JST)が無料で提供しています。
JSTは、本事業に関する専門的指導・助言、全体調整、分野間調整等を行うため、畑村洋太郎 工学院大学教授を統括に委嘱するとともに、畑村統括を委員長とする失敗知識データベース推進委員会(JST畑村委員会)を設置し、データベースの仕様や分析方法を検討しました。
JST畑村委員会では、失敗に至る脈絡を原因、行動、結果の観点から階層的にまとめた「失敗まんだら」(原因まんだら、行動まんだら、結果まんだら)を作成し、原因、行動、結果のキーフレーズを因果関係を考えて配列した「シナリオ」によって失敗知識を表現することとしました。この考えに基づき事例の分析を行い、それぞれの事例に対してシナリオを付与しています。(原則として事例とシナリオは1対1です。)
失敗まんだらやシナリオの考え方については「失敗まんだらとは?」をご覧下さい。

読書離れ:大阪府立中央図書館が“奇策”若者誘導へ…若手漫才招き「笑劇場

2005-01-25 10:02:27 | 図書館業務・レファレンス
さすが大阪、なかなかのアイデアですね。他の図書館も色々考えないと、図書館員が図書館員らしい仕事をする場がなくなってしまいます。
読書離れ:大阪府立中央図書館が“奇策”若者誘導へ…若手漫才招き「笑劇場」
中学・高校生の読書離れや図書館離れに歯止めをかけるため、大阪府立中央図書館(東大阪市荒本北)が、吉本興業の若手漫才コンビらを招いた漫才・トークショー「来たれ若者、笑劇場」を開く。親しみやすい「お笑い」で若者を図書館に引き付け、職員が参加者を案内する「図書館探検ツアー」などを実施。お笑いの本場・大阪らしいアイデアが成功するか、注目されている。
府立図書館(中央、中之島両図書館の合計)の貸し出しの新規登録者は03年度(2月末時点)で約2万4000人。中高生以外の年代が4000~2000人台なのに比べ、高校生にあたる16~18歳は1383人、中学生にあたる13~15歳は452人にとどまっている。中央図書館は「読書離れに危機感がある。正攻法でないかもしれないが、中高生にまず図書館に足を運んでもらい、本の世界に引き込みたい」と話している。

ジャストシステム、FAQシステム作成/運営支援ソフトを2月に発売

2005-01-15 10:14:02 | 図書館業務・レファレンス
ナレッジデータベースの構築と運用に使えそうです。他のシステムとの連携機能とその連携の仕様が将来的に普及が見込まれる技術を使っているかが興味深い。
ジャストシステム、FAQシステム作成/運営支援ソフトを2月に発売
ConceptBase FAQは、コンタクトセンター向けソリューションであるWeb Self-Service SolutionとAgent Support Solutionを統合し、機能強化を図った製品。検索エンジンにConceptBase Searchを採用しているので、知りたいことをそのまま自然な言葉で入力すれば回答を取得できる。直感的に欲しい情報にたどりつけるカテゴリツリーや、よくある問い合わせのランキングの表示も行える。
 顧客向けFAQサイトとして運営すれば、顧客による問題の自己解決が可能となる。また、顧客から問い合わせを受けたオペレーターが利用すると、過去のさまざまな回答例から最適な解決法を取り出して伝えられる。「常に最新、最適の情報を共有できるので、オペレーターの回答品質を高いレベルで均質化する」(同社)

Wired News - 拡大するフリー百科事典『ウィキペディア』の課題 - : Hotwired

2005-01-14 17:16:45 | 図書館業務・レファレンス
ウィキペディア、はてなキーワードなど、辞書を共同で作成しているプロジェクトは色々ある。質の向上はどこでも課題ではある。本来なら商用百科事典の出版社がフリーで提供して、それをみんなが更新していくというような形がいいと思うのだがなかなか難しいですかね。せめて公的機関が作成している辞書類は入れられると思うのですが。
Wired News - 拡大するフリー百科事典『ウィキペディア』の課題 - : Hotwired
そして問題は、ウィキペディアに何を期待すべきかという点だ。成長を続け、ますます増え続ける寄稿者によって200万の項目を蓄え、各分野の専門家による寄稿も多くなってくると、世界中のブリタニカに匹敵すると見られるようにもなるだろう。しかし、まずはそうした専門家たちが加わってくれるように仕向けなければならない。つまり、専門家たちがウィキペディアを心地よく感じる方法を探す必要がある。

動向●e-文書法で「電子化文書」にお墨付き

2005-01-13 17:34:32 | 図書館業務・レファレンス
企業の書類を10年保存するのを電子化した形でもいいということ。10年なら原本性保証に電子署名も使えるでしょうし、マイグレーションも必要ないかも。でも公文書はもっと保存期間が長いから同じ方法は取れませんね。デジタルアーカイブで将来的に利用を保証する長期保存システムの構築は、この制度とは違った観点での検討が必要ですが、資料をデジタル化して保存するという機運が高まることや、そのための技術開発が進むことは期待したいです。
動向●e-文書法で「電子化文書」にお墨付き
企業が紙やマイクロフィルムでの保管を義務付けられた文書は数多い。所得税法や法人税法は,仕訳票,棚卸表,賃借対照表,損益計算書,注文書・見積書・契約書の控えなどを7年間は保管するよう義務付けている。製造物責任法は,製品の製造・加工・出荷・販売の記録を10年間は保存するよう定める。e-文書法は,こうした紙の文書に電子化への道を開くものと言える。

R&Cツアーズ、XML ベースの予約システムで日本 IBM と協力

2004-12-31 00:20:08 | 図書館業務・レファレンス
旅行業界では、Webサービスの連携機能を使った業界標準のプロトコルでのシステムの実稼動準備が整ってきたようです。図書館界では、連携を必要とするサービスが多いにも関わらず、Webサービスの形でのシステム連携の標準仕様の形さえも見えてないような。誰がイニシアティブを取るべきなんだろうか。
Japan.internet.com E-コマース - R&Cツアーズ、XML ベースの予約システムで日本 IBM と協力
株式会社アールアンドシーツアーズ(R&Cツアーズ)は2004年12月28日、日本 IBM 株式会社の協力のもと、XML ベースでの取引先とのホテル予約システムを構築した、と発表した。新システムは2005年4月より稼動する予定。
旅行業界では、日本旅行業協会がB2Bのデータ交換フォーマットとして Travel-XML を制定するなど、企業間でのホテル予約の照会にXMLを利用したデータ交換方式への取り組みが始まっている。
今回、R&Cツアーズでは、企業間でのデータ統合を実現する IBM のソフトウェア WebSphere Business Integration Server Express(WBI Server Express)をミドルウェアに採用することで、XML に対応する他、WBI Server Express のアダプターの設定をするだけで各企業独自のデータ交換仕様に対応できるシステムを構築する。


書店の倒産、増加続く ネット書店・コンビニが影響か

2004-12-27 19:14:09 | 図書館業務・レファレンス
図書館も時代のニーズにあった付加価値のあるサービスを提供していかないと、同じ道を歩むようになってしまう。
書店の倒産、増加続く ネット書店・コンビニが影響か - asahi.com : 経済
「ハリー・ポッター」「世界の中心で、愛をさけぶ」などのヒットに今年恵まれた出版界だが、町の小さな書店にはすきま風が吹く。民間信用調査会社・東京商工リサーチのまとめでは、書店の年間倒産件数は00年以降、30件台後半から40件台の高水準が続く。今年は11月までで29件だが、負債総額は87億円とすでに03年を上回る。大型店やインターネット上のオンライン書店の増加などが背景にあるとみられる。

米Google、大図書館の蔵書のほとんどを検索可能にするプロジェクト

2004-12-16 10:49:01 | 図書館業務・レファレンス
"最近のGoogleは話題に事欠かないですね。先日GooglePrintはまだ試行サービスと言ってましたが、ここまでくると本格的ですね。各組織がデジタル化をほぞぼそとやってきたのが、ある意味商用ベースで、爆発的に増える可能性があり、期待が持てます。このときのデジタル化とデジタルアーカイブのインターフェースの標準仕様の適用が注目されます。

米Google、大図書館の蔵書のほとんどを検索可能にするプロジェクト現在、プロジェクトでGoogleと協力しているのは米ハーバード大学、米スタンフォード大学、米ミシガン大学、英オックスフォード大学、ニューヨーク公立図書館。それぞれ数百万冊の蔵書がスキャンされ、全文検索できるようになると推定される。例えばスタンフォード大学ではGoogleに蔵書を貸し出し、実際のスキャニング作業はGoogleが行なう。デジタル化作業が終わると蔵書はスタンフォード大学に返却されるが、スキャニング作業で蔵書が傷つけられることはないとしている。~中略~著作権が切れ、パブリックドメインにある蔵書は、書籍全文がGoogleによって公開される。この場合はスキャンされた書籍の中から検索に合致した部分が表示され、書籍全文についても前後することで閲覧できる。また、著作権者が権利を保有している書籍に関しては、検索語と関連している文書の一部だけを引用表示。同時に書籍に関する情報も表示されるため、そこから出版社に注文して書籍を購入できる。出版社の売上にもつながるとともに、同時に表示されるターゲット広告によってGoogleでも収入が得られる仕組みだ。
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国会図書館、国内Webページの収集・保存を行なう答申

2004-12-11 11:03:41 | 図書館業務・レファレンス
"答申の内容を最も正確に記述した記事。収集しなければならないというのと、収集できるでは大きく違います。インターネットで「放送」に準ずる情報が流されているものをどうするか、著作権法の改正が必要なのかは、今後の大きな課題になると思われますが、文化遺産を将来に残す観点で、前向きに議論が進んでいくことを期待しています。

国会図書館、国内Webページの収集・保存を行なう答申国立国会図書館の納本制度審議会は9日、国内のWebページを国会図書館が収集・保存を行なうことを認める答申を行なった。同館では今後、国会図書館法の改正を待って収集を始める方針。  国会図書館では、従来の出版物については発行者に出版物を納入することを義務として法律で定めている。一方、Webページなどについては規定がなく、2002年にはネットワーク系電子出版物の収集・保存についての諮問を行なってきた。  答申では、国や行政団体が発信するWebページと、それ以外の者(私人)が発信するWebページについて、内容によって選別することなく幅広く収集を行なうべきとしている。収集範囲については「国内で発行されたもの」としているが、具体的には「.jp」ドメイン名のみを範囲内とするかなどを、収集の頻度などとともに今後検討していくという。  収集にあたっては、私人が発信するWebページについては、制作者が収集を許否できる仕組みを設けることや、一定期間であれば収集後に削除を求めることのできる制度を備えることを求めている。また、収集にあたっては国が著作物を複製することになるため、現行の著作権制度とは別に法律による権利制限が必要となることや、収集を拒んだ場合の罰則などは定めないことを求めている。  収集したWebページの利用については、館内での閲覧のほか、ネットワークを経由した館外での閲覧、複製物(プリントアウト)の提供などを検討するとしている。
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国会図書館、ウエブサイトも06年から保存へ

2004-12-08 11:26:31 | 図書館業務・レファレンス
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記事の内容の正確さはともかく、多くのBlogでコメントされています。これらの意見の中には第三者的な意見でなく、意見聴取として見れば、今後の参考になるものも多くあります。今後に向けて意見を分析したほうがいいと思います。

国会図書館、ウエブサイトも06年から保存へ国内で出版されるすべての書籍・録音物を収集・保存している国立国会図書館が2006年から対象をホームページ(HP)などウェブサイトにも広げる。ネット時代を迎え、情報伝達手段としてのHPの役割が大きくなっているにもかかわらず、随時更新などによりデータが消滅していることを懸念。電子データの形で保存することにした。2008年をメドに一般利用者の閲覧も認める方針だ。 収集には、ネット上の住所に当たるドメイン名を手がかりに、ネット内を自動検索してデータベースに取り込むソフトを用いる。当面は国内発を示すドメイン名が「jp」で終わるサイトを読み取り、状況を見ながら、範囲を拡大するかどうか検討する。日々変わるサイト内容を逐一追い続けることは困難なため、収集期間を設定。毎年1月から3カ月程度かけて、その時点の内容を読み取るなどの措置を検討している。
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