日本HPが2005年のサーバー戦略を発表

HPはなかなか元気。IBMのPC事業からの撤退も追い風になっているのでしょうか？

「64ビット化と仮想化技術に重点」，日本HPが2005年のサーバー戦略を発表 : IT Pro ニュース
仮想化技術の推進には，サーバーの提供だけでなく，自社の管理ソフト強化や，サード・パーティ製の仮想マシン・ソフトのサポートにも力を入れる。2005 年後半にはWindows，HP-UX，Linuxで，自由にコンピュータのリソースを割り振ったり，リソース管理を自動化できるようになる，としている。また仮想化システムに使われることが多いブレード・サーバーには2005年中に，Itanium搭載モデルも追加する予定。

東大情報理工系研究科と産総研、戦略的ソフトウエアなどを共同開発へ

研究内容が次世代に普及が期待される技術全般にわたっています。このような共同プロジェクトにより、開発が促進されることを期待します。

東大情報理工系研究科と産総研、戦略的ソフトウエアなどを共同開発へ
東京大学大学院情報理工系研究科と独立行政法人産業技術総合研究所は、次世代の戦略的ソフトウエア技術やロボット技術の基盤技術を共同開発する。この共同開発は、2004年12月22日に、東大と産総研が連携協力事業を推進する協力協定を締結した際に、すぐに取り組む共同開発プログラム2件のうちの一つと発表した情報通信エレクトロニクス分野の共同開発プログラム。
情報通信エレクトロニクス分野での共同開発によって、ソフトウエアとロボット、ハードウエアの基盤技術を融合するCOE（Center Of Excellence、卓越した研究拠点）をつくり上げる構想を練っている。同COEを、次世代情報化社会の基幹技術を産み出す拠点に育て上げる計画である。産業界を加えた産学連携によって、世界有数の研究拠点に仕上げる。情報通信エレクトロニクス分野の共同開発プログラムは、ソフトウエアとロボット、VLSI（大規模集積回路）の3技術の共同開発で構成する。ソフトウエア技術は、グリッド技術やネットワーク技術、情報セキュリティー技術、Webページサービス、ソフトウエア検証技術、バーチャル・リアリティー（VR）などを含む次世代向け戦略的ソフトウエアの基盤技術の開発を目指す。オープンソースの開発手法を取り入れて基盤技術を情報発信することも視野に入れることを検討している。</blcokquote>

ヤフー、デスクトップ検索ソフトのベータ版をまもなく提供へ

Google、Microsoftに引き続いて、Yahooからもデスクトップ検索ソフトの提供が始まり、大手のサービスが出揃います。その他のベンダーから提供されている検索ソフトもあわせると選択肢がとても多くなってきています。検索用データベース構築もそれぞれに最適化のため独自仕様になっているようですが、それぞれの機能に優劣があるものを、一つだけ選定するのは難しそうです。

ヤフー、デスクトップ検索ソフトのベータ版をまもなく提供へ
ライバル企業から提供されているものと違い、Yahooのソフトウェアには、ファイルサイズやファイル名、日付、時間などを入力するために用意された検索ボックスに1文字か2文字入力するだけで、検索結果をさらに絞り込んだり、ソートしたりすることができる機能が搭載されている。

ソフトウェア業界団体のBSA、著作権法の改正を求める

Business Software Alliance（BSA）という業界団体が、インターネット上で著作権侵害行為を行った容疑者を簡単に提訴できるようにするために、著作権法を改正するよう米議会に求めているそうです。

ソフトウェア業界団体のBSA、著作権法の改正を求める
米電子フロンティア財団（EFF）の上級顧問弁護士を務めるFred von Lohmannは次のように語っている。「（BSAの提案書は）インターネットの匿名性を軽視しているように思われる。同提案書はIPアドレスが個人を特定するための正確な情報であることを前提としている。仮に匿名性がインターネット上においても現実世界と同様に認められていると考えるのであれば、その前提が果たして良いものかどうか疑問を投げかけるべきだ」