RSSは、情報の収集と提供の効率を飛躍的に高めたXML利用技術の一つだと思う。この技術を活用したBlogが普及して2~3年になるが、今やBlogだけでなく、一般のサイトでの普及も急速である。また、Podcastingなど応用技術の利用も一般利用者にまで広がってきている。
そこで、個人的なRSSを活用した情報収集と提供の活用事例としてメモをまとめる。
以前より、新着ニュースのクリッピングのためにRSSリーダを使ってきたが、情報収集の効率化のためのツールとしての最近使っているBloglinesに関してもまとめていきたいと思う。
今後、Wiki感覚で、随時メモを詳細化していく予定。
そこで、個人的なRSSを活用した情報収集と提供の活用事例としてメモをまとめる。
以前より、新着ニュースのクリッピングのためにRSSリーダを使ってきたが、情報収集の効率化のためのツールとしての最近使っているBloglinesに関してもまとめていきたいと思う。
今後、Wiki感覚で、随時メモを詳細化していく予定。
- RSSの利用事例
- 情報収集準備
- ニュースサイト、注目サイトのRSSをグループに分類して「はてなRSS」に登録。
- RSSを提供していないサイトは、「MyRSS」に登録してRSSを作成して同様に「はてなRSS」に登録。
- 分類したグループを定期的にメールで通知するようにする。
- 情報提供準備
- 「はてなブックマーク」に収集したブックマークを、「はてなRSS」でフィードできるようにしておく。
- そのRSSフィードを、情報提供用のサイト上で表示できるように登録しておく。
- 毎日
- PDAのSYNC機能で、メールをダウンロード。同時にhimakedocに登録してあるサイトのコンテンツもダウンロード。ついでに、NetFrontのブックマークで巡回指定してあるサイトもダウンロード。また、NewsClipサイトに登録してある情報をNCSyncで同様にダウンロード。これらを朝の30分くらいの間にやりながら出勤準備。
- 通勤電車の中で、メールを確認し、じっくり読むべきと思うページのURLをMemoURLに登録。
- 職場でMemoURLに登録されたページをブラウザで閲覧。
- ニュースクリップとして残しておくべきページを「はてなブックマーク」に登録。
- 比較したRSSリーダ
- Firefox、thunderbird
- 特別なソフトなしに、ブラウザ、メーラでRSSの読み込みが簡易に可能。
- IE7.0ベータ版
- HeadlineReader
- gooRSSリーダ(アプリ版)
- AjaxベースのGUI
- ブックマークレットで登録可能
- gooRSSリーダ(ウェブ版)
- Google Reader
- Google Desktop ウェブクリップ
- 最近閲覧したサイトおよび個別にRSS登録したサイトの更新が通知される
- My Yahoo! RSSリーダ
- はてなRSSリーダ
- Bloglines
- gooRSSとBloglinesの比較
- 両方
- AjaxベースのGUI
- ブックマークレットで登録可能
- OPML形式での登録内容の交換が可能
- 違い
- 全角文字のキーワード登録可能
- gooRSSは、登録内容を公開できない?
- Bloglinesの活用事例
- Bloglinesとは
- WebベースのRSSリーダで、登録した個人アカウントで、MyフィードとしてRSSを登録でき、その記事を読むことができる。
- その登録内容は、公開して、他の人と共有できる。
- RSSの登録リストをOPML形式での取り込み、出力ができるので、他のRSSリーダと登録内容の交換ができる。
- 優れている点
- 自分自身では未読管理ができ、ショートカットキーで未読記事を迅速に読むことができる。この点は、「はてなRSS」と比べて優れており、また、同様にAjax技術を適用したGUIをもつgooRSSウェブ版と比べても閲覧性がいい。
- 他の人は未読管理はできないが、更新された経過時間を設定できるので新着のみ等の確認ができる。
- 劣っている点
- グループ分けしたフォルダの一括閲覧ができるが、「はてなRSS」のように、グループ内記事全体の新着時刻順での閲覧はできない。
- 現時点では、まだ、キーワード検索は、ANKのみ。
- 今後
- 今までいろいろなRSSリーダを試行錯誤して使ってきた。そろそろ検証のためでなく、実際の情報収集の効率化のために実利用していきたい。
- Googleでパーソナルニュースページやキーワード選択のページのRSS提供も始まったことだし、それらも含めてBloglinesかgooRSSで読めるようにして、このRSSリーダだけで関心のある全ての情報の迅速なクリッピングと、SNS的な環境での情報提供ができるようにしようと思っている。
- そうすれば、貴重な通勤時間をもっと別の意味に活用できるようになる。
- まとめ
- 有用な情報をRSSフィードされている情報から得て、その情報をブックマークすることによりフィルタリングし、そのブックマークをデータベースとして、さらにRSSで提供することにより、付加価値を付けた情報の再発信ができる。